韓国のVoIP市場 KT、メモリフォン事業に進出(2006年8月7日 掲載)

ブルトゥスによる無線で


大手入で市場は激


 


 


【ソウル】 KTはPCにUSBを差しめばインタネット電話(VoIP)が使えるメモリフォン事業にり出す計だ。キャリアのLGテレコムが携から固定電話料金で電話をかけられるサビスを開始し、KTもより値段の安い電話サビスを求められていた。


 固定電話サビスの占事業者であるKTがVoIPにまでり出せば、インタネット電話市場への影響はかなり大きいと予想される。


 


 メモリフォンとはUSB保存装置にインタネット電話プログラムユ情報を内蔵したもの。インタネットにつながったPCにUSBメモリフォンさえ差しめば、いつどこでもログインなしでインタネット電話を利用できる。


 


 KTはメモリフォン事業のためにアイオセル、KMTEC、イノステックなどUSB端末製造社を選定し、一般ユ象に非公開テストサビスを始める予定だ。


 


 メモリフォンはBluetoothを使した無線ヘッドセットを利用する。128MBのメモリを内蔵しているので、移動型保存装置としても活用できる。


 


 課金はあらかじめ充電した金額分、利用時間にじて差し引かれるプリペイド制と月無制限に使える定額制がある。


 


 USBメモリフォンは昨年下期から登場し、一部中小企業からサビスされている。 KTがメモリフォン事業に心を持つのは、個人用インタネット電話市場を攻略するためとみられている。


 


 KTはこれまで電話機を使うIP電話方式のインタネット電話事業を展開してきたが、IP電話は端末が高なため主に企業が使っている。


 


 個人ユたちはIPフォンよりは使いやすく値段も安いヘッドセット型のソプトフォンを利用している。またスカイプ、アイエムテル、ネイバフォンなどソフトフォンサビス提供社がどんどんえているため、有線電話市場を奪われているKTとしては、積極的な防御が必要な時期でもある。KTはメモリフォン体顧客を募集し、7月から8月までテストサビスを提供してから商用化計を決める。


 


 韓でインタネット電話相互接が完了してから、KTのほかにも新規VoIP事業者のサビスが今年から本格的に提供され始めている。さらに、事業許可が一度保留されたケブル事業者連合 VoIP事業が許可されれば、VoIPは「トリプルプレビス(TPS)」の一環として注目される見みだ。


 


 存事業者のなかではDACOMがポタル事業者と連合し、着・発信できるVoIPサビスをより化する態勢だ。DACOMはNHN(ポタルサイトNaver)と協力し、NHNメッセンジャフォン加入者を象に提供してきた信用VoIP事業を着・発信できるVoIPへ大させる計であり、早いうちに自社VoIPプログラムを内蔵したUSBメモリフォンの供給を始め、VoIPの大衆化にり出す予定だ。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2006年8月7日 vol.1149 載]  Link