韓国・産業資源部 電力IT事業の推進に拍車(2005年7月25日 掲載)

5年間2700ウォンを投入


 


 


 


 【ソウルでは、電力情報技術IT研究開発のため、今後5年間2700ウォン(270億円)を投入し、400ウォン規模電力・電気分野創業投資組合結成し、電力・電気産業創業とベンチャー投資活性化させる法案発表された。


 ・産業資源部7112次電力IT推進委員開催し、研究開発事業今後推進計め、電力IT事業育成のために今年から5年間8つの課題し、総額2700ウォンを投資するなど実行計画をまとめた。


 


 産業資源部推進計は、①電力IT核心研究開発、②電力・電気分野事業化投資活性化、③電力IT専門人材養成、④電力線通信活性化タスクフォスチ設立、⑤公企業RD研究・開発投資活性化、⑥電力IT標準化事業──などを目的としている。


 


 これにより政府今年8研究開発課題5年間政府支援1360ウォン、民間支援1340ウォンの総額2700ウォンを投資する。まず1次支援として、これら6つの研究開発課題7からスタトさせ、にさらに追加する2つの課題選定する方針だ。


 


 来年以降は「発電所中央制御システム」、「電力用半導体」など追加研究開発課題継続して発掘し、支援する。また、研究開発課題商用化促進のため、国電力など大企業購入確約し、大企業中小企業共同研究開発方式推進させる


 


 これとともに官民共同400ウォン(政府出資150ウォン)規模電力・電気分野専門創業投資組合結成する。同組合は「研究開発商用化・投資新技術優先購買」という3つの連携により、れた技術中小企業事業化市場開拓支援する。


 


 また、電力分野研究する学院を「電力IT人材養成セン」に指定し、年間30ウォン規模投資支援する方針だ。


 


 このほかにも、業界研究機関および政府参加する「PLC電力線搬送通信産業活性化ム」をつくり、事業モデルを開拓国電力発電社来年度売上高めるRD投資今年より5─100%まで拡大する投資勧告案作成する。


 


 具体的研究マはり。


 


2005年電力IT核心研究開発推進課題


配電知能化システム


②デジタル技術基盤次世代変電システム


高付加電力ビス用統合資源管理システム


電力線通信ユビキタス技術開


国型エネルギー管理システム


知能型送電系統監視・運営システム


 


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005725 vol.1098 掲載]  Link