韓国携帯電話市場 三星がシェア50%割り込む(2007年7月2日 掲載)

電話市場 三星がシェア50%割り



 


打開策で「ミニスカト携




 


【ソウル】三星電子の調べによると韓5月の携電話販207万台、4月に比べて17.6%加した。しかし、三星の韓国内でのシェアは46%とはじめて半を割りんだ。



 三星が精彩を欠くようになったのは、パンテックの躍進が見逃せない。無線インタ
ネットプラットホムを搭載していない激安3G端末を販し、市場で絶大な人を博しているためだ。


 


 SKTの子社だったSKテレテックを買し「SKY」のブランドで端末を販しているパンテックは、三星とモトロラのシェアを奪い、5月は24万台を販して13%のシェアを獲得した。3-4月には、資金難で部品の入手に支障が出る事態にったが、キパッドのカラわるマジックキパッド携をはじめ、3GTV電話携、メタルスリム携、インタネット機能を省いた激安携など略端末の販が好調だ。


 


 一方、三星は3G略端末「ミニスカト携」に力を入れ、奨励金をやすなどしてシェア回復を目指す。無駄のないデザインがミニスカトを着た女性に似ているのでこのような名前をつけたと三星では明する。ミニスカト携は、海外で先に販したスライド型モデルで薄さ10.9mmの「ウルトラエディション10.9」の国内向けとなる。端末のどこにもデコボコした部分がないためすっきりしたデザインで、グリップ感を改善した。


 


 2Gと3Gのハンドオフ、Bluetooth、200万素カメラ、MP3再生、GPS搭載で携電話をそのままカナビとしても活用でき、格は55万ウォン台(約7万円)。番移動制度または新規加入だと奨励金がもらえるので3万円ほどで入手できる。


 


 三星は「3G略端末を6月1日に発売しただけに、6月はシェア50%台を奪還できるだろう」と楽観視している。加入者1位のキャリア、SKテレコムをいて3G市場では倒的に加入者純率が高いKTFの係者は「今年の三星はこれといった製品がなく3G市場でのシェアは低かったが、6月には再度躍進を遂げるだろう」と展望した。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)



BCN This Week 2007年7月2日 vol.1193 載] Link