<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>19.今回のテーマ■グリーンIT(中)

グリン成長の具体案


九つの分野に集中投資


 


 


 韓政府は、グリン成長を具現化するために「グリンエネルギ産業略」を樹立した。これは韓初のグリンエネルギと産業化にする基本略である。


 具体的には、環境に連のある全省を網羅して九つの分野を選し、5年間で3兆ウォンを集中投資することが決定した。


 


 グリンエネルギ産業の成長動力として選された九つの重点育成分野は以下の通り。世界市場が急成長して韓国内でも連産業が展している「太陽光」「風力」「LED」「電力IT」の4分野は早期成長動力グルプとして産業化を集中的に支援する。世界市場における潜在力が大きく技術的優位確保を急ぐべき「水素燃料電池」「ガス石炭液化」「石炭ガス化複合展」「二酸化炭素包集貯」「エネルギ保存」の5分野は、次世代動力グルプとして究開実験する投資を集中的に行う。


 


 これら成長動力を支援することで、2030年までにエネルギー効率を46%改善し、化エネルギの割合を83%から61%に縮小、原子力は14.9%から27.8%へ、新再生エネルギ割合は2.4%から11%へ4.6倍やすのが目標だ。


 


 ただ支援するだけでは意味がないとして、韓政府は市場指向型技術開によりグロバル技術力を確保することにした。具体的には9分野にして政府資金1兆7000億ウォン、民間資金1兆3000億ウォン、5年間で3兆ウォン(約2400億円)を投資して2012年までには世界有の技術力を確保すると意気込みを見せている添付画像


 


 新再生エネルギ全体の究開には111兆5000億ウォン(約9兆円)が投資される。2012年まで太陽光は電量を400MW、風力は約1GWに大する。2009年末には世界最大の電所竣工(254MW)と520MW規模の電所を早期着工するなど、豊富な海洋エネルギ資源を活用する計だ。


 


 韓は先進に比べ新再生エネルギ政策の取り組みがれていたが、大統領の「グリン成長」の一言で尻に火がついたように急いで各種政策を表しているという印象すら受ける。きっかけはどうであれ、トップダウン式で瞬時に事を進める韓の長所がグリンエネルギにも活かされようとしているのは間違いないだろう。

(趙
章恩●取材/文)


 


 BCN This Week 2008年11月17日 vol.1260 載] Link