アナログ放送停止延期に揺れる国内,海外は韓米FTAで対米戦略を強化 ―韓国編―

アナログ放送停止延期に揺れる国内,海外は韓米FTAで対米戦略を強化 ―韓国編―



趙 章恩(チョウ・チャンウン)
ITジャーナリスト


 最近,韓国の家電量販店では,日本と同様,「フルHD」や「1080p」と呼ばれる1920×1080画素のプログレッシブ方式のテレビが,売り場で目立つようになってきた。しかし,こんな時代の先端を行く店頭の様子からは想像し得なかったある決定が,このほど韓国で下された。政府は2007年4月26日,これまで2010年12月31日を期限としていたアナログ放送の停止時期を2年延長すると発表した。


 韓国政府はデジタル放送への完全移行時期を,デジタル方式に対応したテレビ(以下,デジタル・テレビ)の普及率が95%に達する時期と計画していた。それが2004年ごろの予測では2010年末だった。


続きは日経エレクトロニクス(2007年5月21日号)で

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