イオネックス 韓国産の携帯電話用IC開発(2005年10月31日 掲載)

LG電子が採用し、SKテレコム向けに供給


 


 


 


 【ソウル】韓ベンチャ企業で通信チップ開の「イオネックス」は、自社CDMAモデムチップとソフトウェアを搭載した韓CDMA携電話を韓市場で発売する。この携電話「SD280」は、LG電子が製造し、SKテレコム向けに供給する。イオネックスの「CDMA2000 1X規格互換モデムチップN1000」とこれを動させるプロトコルソフト「ECMS1000」を搭載。130万素のカメラと64和音、韓で開されたWIPIプラットフォム基盤(無線インタネット)を備えるなどマルチメディア機能を化したことが特格は29万7000ウォン(約2万9000円)を予定している。


 このモデムチップは韓初ということではない。三星電子が2003年5月に自の技術でCDMAモデムチップ開に成功し、プロトコルソフトまで開KTF向けに携電話「SPH-X9000」を発売したことはあるが、現在、生産は中している。三星電子は技術開を目的にチップを開したが、経済性の面で輸出の方が率が高いと判したため生産を中止したと話している。


 


 イオネックスのチップは今後、LG電子以外にも供給される予定で、モデムチップの海外依存を緩和する果があると期待されている。今まで韓電話メは年間3兆ウォン規模で米クアルコム製チップを輸入していた。またプロトコルソフトもクアルコムに100%依存している。


 


 現在、全世界でイオネックスと台VIA、米テキサスインスツルメンツ(TI)、蘭フィリップスなど4社だけがクアルコムのCDMA通信規格と互換性を持ったモデムチップとソフトウェアライセンスを保有している。


 


 イオネックスはN1000以外にも10Mbpsのデ送速度を持つHSDPA方式の3.5G携電話用モデムチップも06年まで開する計で、東南アジアや中南米、インド市場向けにCDMA2000 1Xモデムも開中だ。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年10月31日 vol.1111 載]  Link


 

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