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2019年9月27日、ソウル市内の地下鉄7号線サンド(上道)駅構内に約200坪規模のスマートファーム「メトロファーム」と、そこで収穫した野菜を使ったジュースやサラダを販売するカフェがオープンした(図1)。
インドア農業の1つであるバーティカル・ファーミング(垂直農法)として、ロボットが種まき、育苗、収穫など全てを行う作業員がいらない完全自動植物工場と、人が作業する植物工場の両方が駅構内に設置されている。
ソウル地下鉄1~8号線を運営する韓国ソウル交通公社とソウル市、韓国の植物工場専門会社Farm8社が協力し、地下鉄駅構内の余ったスペースを活用しながら、韓国政府が力を入れているスマートファームをソウル市内で体験できるようにするのが狙いである。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
《日経Robo》
2019.10 .
-Original column
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/rob/18/00006/00039/