三星電子 世界初のTPS本格サービス開始(2005年9月26日 掲載)

ADSLの約3倍の超高速


 


 


 


 【ソウル】三星電子はこのほど、存のADSLより3倍も早いADSL2+を利用した超高速「トリプルプレビス(TPS)」に世界で初めて成功したと表した。


 三星電子はヨロッパの有線通信事業者であるヴェルサテルテレコムインタナショナルからオランダ全域でADSL2+を利用したTPSを開始した。今までTPSは米やイタリアなど一部ので小規模サビスインしたことはあるが、全域でのサビス開始はこれが初めてのため、世界の通信業界から心が寄せられている。


 


 TPSはIP電話、ブロドバンド、インタネット放送(IP-TV)などを1つの超高速ネットワクで提供する次世代複合有線通信サビス。通信サビス分野では新しい益モデルとして最も注目されている。


 


 ADSL2+は存のADSLより3倍ほど早い24Mbpsの送速度を持つ通信回線で、ADSL2+を利用したTPSを用化したのは三星電子が世界で初めてだ。


 


 三星電子はヴェルサテルで世界初のADSL2+TPSの開通に成功したことにより、ヨロッパでネットワクを合的に設計構築する次世代通信ソリュション業者としての地位を固めた。


 


 ヴェルサテルはオランダのほか、ドイツ全域とベルギ、ルクセンブルクなどでも有線通信事業を展開している通信事業者で、昨年11月に三星電子とTPS網構築のための技術供給契約を締結した。


 


 ヴェルサテルは今年から3年間オランダのプロサッカグ「エレディビジエ」の占放映をもっており、今回構築したTPSネットワクで合計25チャンネルのサッカ映像を中するなど、コンテンツの充を進めている。


 


 三星電子はヴェルサテルを通じて次世代ネットワク機器であるソフトスイッチ、トランクゲトウェイ、トリプルプレIP-セットトップボックス、放送用サ、インタネット電話用端末などを供給している。


 


 オランダのアムステルダムで開かれていた際放送装備展示IBC2005」で、三星電子は超高速TPSを公開し、これをきっかけに同社の次世代通信ソリュションが海外市場へ本格的に輸出されることを期待している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年9月26日 vol.1106 載] Link


 

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