三星電子 新概念のNAND技術で32ギガフラッシュメモリ開発(2006年9月25日 掲載)

7年連でメモリ容量の倍に成功


 


 


 


【ソウル】三星電子が40ナノ32ギガNAND型フラッシュメモリを開した。世界初の快だ。このメモリカドが10枚あれば韓国国会図書館の書のすべてが持ち運べるといわれる。メモリの容量を年、着2倍に加させてきた同社の技術力を結集して生まれた製品である。


 


 昌圭(ファンチァンギュ)三星電子半導体括社長は9月11日、ソウルで記者見を開き、「新念のCTF(Charge Trap Flash=電荷を存導体ではなく不導体物質に保存する方式)のNAND技術を開した。この技術を活用した40ナノ32ギガNAND型フラッシュメモリを汎用化し、2008年から量産に入る。08年にはテラバイト時代の基盤になる20ナノ256ギガNAND型フラッシュメモリまで開可能である」と表した。


 


 1年半で容量(集積度)が2倍にえるという「ムアの法則」にして、社長は1年ごとにメモリ容量を2倍にやすというメモリ新成長論、「の法則」を7年連で立証したことになる。


 


 三星電子は99年に256メガを開し、00年512メガ、01年1ギガ、02年2ギガ、03年4ギガ、04年8ギガ、05年16ギガとメモリ容量を年着に倍させてきた。今回開した40ナノはセルの間隔をの毛の3000分の1ほどの薄さで作った超微細技術で、32ギガメモリ容量は328億個のメモリ素子を親指の爪の大きさほどに集積した。このメモリを利用して16のチップでメモリカドを製作した場合、新聞400年分、高解像度写真3万6000枚、映40編を保存できる。メモリカドが10枚あれば韓国国会図書館にある220万冊の書を丸ごと保存できるので、書館を持ちくこともできるようになる。


 


 三星電子は01年に技術開を開始し、02年にCTF基本特許155件を確保、昨年に入って60ナノ8ギガNAND型フラッシュ試作品を生産した。CTF技術が量産に適用されれば、競合他社に2-3年の格差をげることになる。


 


 また、三星電子は世界最大容量の新物質メモリである512メガPラム(Phase Change:RAM)と、世界初ハイブリッドドライブ用SoC(System on Chip)の開にも成功した。Pラムはラムとフラッシュの長所を取り揃えた次世代メモリで、パフェクトメモリともいわれている。デタを保存する際に存デタを削除せず直接書きめるためプログラムの速度が存フラッシュメモリより30倍も速い。三星電子は08年からこの製品を商用化する計だ。


 


 また、ハイブリッドドライブ用SoCはハドディスクではなくメモリでブティングする方式で、起動時間を10秒以上短縮し、ドライブの電力消耗も80%ほど節約できるという。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 


 BCN This Week 2006年9月25日 vol.1155 載] Link


 

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