三星電子、R&D投資世界17位(2006年1月2日 掲載)

トナ社育成にも巨額投資


 


 


 


 【ソウル】三星電子の究開R&D)投資規模が世界17位を記した。2005年12月11日経営戦略コンサルティングのブアレンアンドハミルトンが04年度全世界各企業のR&D投資金額を基準に作成した「グロバルイノベション1000」リストによると、三星電子は43億2000万ドルで、全世界主要企業1000社中17位となった。


 1位は77億7900万ドルを投資したマイクロソフト、2位はファイザ76億8400万ドル)、3位フォド(74億ドル)、4位ダイムラクライスラ70億3200万ドル)、5位トヨタ(70億2500万ドル)、6位ゼネラルモス(65億ドル)の順だった。その他日本企業は松下電器産業が57億2600万ドル、ソニ46億7000万で上位に入った。


 


 これら1000社の04年のR&D全投資規模は3840億ドルに達し、99年以後は年間6.5%ずつ加しけている。上位100社の投資金額が全投資金額の半分を上回る64%を占め、上位20社の合計は全金額の28%に達した。1000社のR&D投資は平均4.2%だった。


 


 ブアレンアンドハミルトンは企業のR&D投資は金額より投資の率性が重要であるとし、率を高める投資技法が必要だと指摘した。また三星電子は革新をけ業界のリに浮上、デザインが重要な差別化ポイントという点を認識し、デザイナとエンジニアが協力して消費者が求める商品を提供していると解した。


 


 同社は自社のR&Dだけでなく、情報通信分野のパトナR&Dにも積極的だ。パトナの部品競力を高めるためのR&Dおよび納品代金現金支給の名目で215億ウォンを支援する方針だ。すでに08年までに、パトナー会社のサポトと育成のために1兆ウォンを支援すると明らかにしている。


 


 三星電子は「パトナとの協力係なくして超一流企業にはなれない。三星の携電話がここまで成長できたのもパトナのおかげ。これからパトナ経営者と役員のための経営支援をやす計」と話している。


 


 三星電子は生産性品質改善のためパトナー会11社に門家で構成されたコンサルタントを派遣サポトしている。またパトナ社向けの支援センタを開設し、企業現況把握とともに支援事項を探してきた。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2006年1月2日 vol.1119 載]  Link


 


 

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