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新型コロナウイルス禍でも旅行意欲が旺盛な韓国では、高級ホテルに滞在し、人と接触せずゆっくり過ごす「ホカンス」(ホテルとバカンスを掛け合わせた造語)が人気を呼んだ。1泊80万ウォン(約8万3000円)以上の高級ホテルは大繁盛で、2021年に過去最高の営業利益を更新したホテルも多い。
室内にこもっていた反動からか、今度はひたすら歩く旅行がはやっている。最も人気の歩く観光地は済州(チェジュ)島で、島を歩く26のトレイルコース(総距離425キロ)の完歩者は19年が1624人だったのに対し、21年は2倍以上の4014人に増加、22年はさらに増える見込みだという。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 5 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220517/se1/00m/020/059000c