総選挙控える韓国でフェイク動画騒動、取り締まりや自主規制の強化で即対応

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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

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 2024年4月に総選挙を控える韓国では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領のディープフェイク動画が登場したとして、政府機関やポータルサイトが一斉に対策を発表するなど騒ぎになった。

 事の発端は、韓国警察が「TikTok」や「Instagram」で尹大統領のディープフェイク動画を発見したとして、放送通信審議委員会に対して掲載物の削除と当該物への利用者アクセスを遮断するように同年2月22日に要請したことだった。同委員会は放送と情報通信による健全な文化醸成と正しい利用環境の構築を進めるための機構である。警察の要請を受け、大統領のディープフェイクは社会秩序を混乱させるとして、「情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律」に沿って緊急審議を行うとした。

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)  

《日経Robo》 2024. 3.  

-Original column 

総選挙控える韓国でフェイク動画騒動、取り締まりや自主規制の強化で即対応 | 日経Robotics(日経ロボティクス) (nikkei.com)

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