韓国 アイデア勝負のデジカメが好評(2007年4月23日 掲載)

旅行情報の保存などができる機種も



 


 


【ソウル】韓市場でシェア1位、中でも2006年市場シェア16%とキヤノン、ソニいて3位の座を保持している三星Kenoxが、デジタルカメラとしての充した機能はもちろん、ユが利用するのに便利なアイデアを盛りんだ機種を発売して話題になっている。



 韓
のデジタルカメラ市場は今年、2005年からシェア1位につけている三星Kenox(社名、三星テックウィン)を日本のメが追うかたちになると予想される。06年のシェアは三星Kenoxが30%、ソニ19%、キヤノン16%、ニコン9%、オリンパス9%の順で、三星Kenoxが然トップでれている。


 


 最近のデジカメは、ほとんどの機種が手ブレ防止撮影1000万素の高顔認識などの機能を取り揃えている。そんななかで三星Kenoxが人を博しているのは、カメラとしての光機能に限らず、ユの利便性を考慮した機能にも力を入れているところにある。


 


 3月29日発売された「i7」と「L74ワイド」は、三星Kenoxのホムペジから世界30かの旅行地6500か所の情報をカメラにダウンロドできる。一般的に旅行に出かける時には必ずデジカメを持って行くので、カメラがガイドブックの役割までしてくれるとなれば荷物も減るし、とても便利だ。またカメラをポタブルマルチメディアプレイヤのように利用できる機能もついているので、MP3ファイルや動再生も可能だ。1月に発売された「i70」はHSDPAで無線インタネットにアクセスできるので、デジカメをカメラ付き携電話として使うこともできる。


 


 三星テックウィンは現在、米、英、ドイツ、フランス、中にある自社現地法人のほかに三星電子とも輸出協力を結び、07年からは世界市場での3位確保にり出す計を立てている。これによりロシア、香港、シンガポル、メキシコ、パナマ、台、マレシア、コロンビアなど合計12かにある三星電子海外法人でも三星テックウィンのデジカメを販することになった。三星電子のMP3プレイヤやテレビ、ビデオカメラなどのAV家電と一に展示販するようになる。2010年には年間2000万台販を達成し、世界市場のトップに立つ計で、中の天津工場を設した。


 


 三星テックウィンの06年上高は2兆8690億ウォン。同社は今年30周年を迎えるが、77年に三星精密として設立されてから87年三星航空、00年三星テックウィンに社名更して現在に至っている。IMF経済危機の際に航空部門を韓宇宙航空産業に却し、デジタルカメラ製造に切り替え、成功した。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)



BCN This Week 2007年4月23日 vol.1184 載] Link 


 


 


 

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