韓国 プラゴミ削減へ 最高20万円の過料=趙章恩

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 世界中で環境汚染防止のためプラスチック製品の使用をやめる企業が増える中、韓国も8月2日から新制度が始まった。カフェやファストフード店で店内利用にもかかわらずプラスチック製カップで飲み物を提供した場合、その店は過怠料が科される。過料は最高200万ウォン(約20万円)で、違反回数と売り場面積に応じて決まる。

 環境部(日本の環境省)の調査によると、2015年の韓国内の使い捨てカップの使用量は260億個で、09年の191億個から大幅に増えたが、リサイクル率はわずか6・1%にとどまった。カップの材質が複数で選別に手間がかかる、企業のロゴがプリントされているとリサイクルが難しいなどの理由で焼却されるためだ。

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2018. 8.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20180828/se1/00m/020/022000c

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