韓国 モバイル放送の加入者順調に増加(2007年10月22日 掲載)

 モバイル放送の加入者順調に


 



3G携電話はハイエンド競




 


【ソウル】韓電波振興協表によると、2007年8月時点での地上波DMB(韓式ワンセグ放送)受信端末の販676万6000台、衛星DMB(韓式衛星モバイル放送)は125万6000台にのぼる。モバイル放送受信端末は合わせると802万台、年1000万台を超えると予想されている。



 8月の1か月間に地上波DMB端末は48万8000台が販
され、有料放送の衛星DMBは2万6000人が新規加入した。


 


 DMB端末の販が好調なのは3G携電話の化にある。3G携電話の低格競によりDMBを搭載しなかったベンダらが次DMB受信機能付き携電話を発売し始めた。


 


 移動通信ベンダ07年上半期まで3G端末のラインアップを低格端末中心に展開していたため値段を抑えるため3GにDMB機能を搭載せずにいた。3G携電話端末にDMB機能を追加すると約10万ウォン(約1万3000円)ほど値段が高くなるからだ。


 


 しかし最近、SKテレコムやKTFなど移動通信キャリアは3Gが移動通信市場の中心となりれ行きも安定してきていることから、低格製品ではなくDMBを含めハイエンド端末を中心に発売し始めた。


 


 2G中心だった地上波DMBも同じ。4種の3GDMB端末を販しているKTFは年末までDMB機能をそろえた3G端末5種を追加する。10種の新規3G端末の半DMB機能を搭載している。KTFの係者は「上半期には地上波DMBを受信できる3G機種が少ないと顧客の不が多かった。多3GDMB携を追加して選の幅をていく予定」と語る。


 


 衛星DMB業者のTUメディア係者も「3GにDMBが搭載された端末がたり前になってきた。衛星DMBは有料放送なので、1年以上の約定加入割引料金を導入したのも加入者大につながっているようだ」と明する。


 


 DMB携電話の販好調に伴い、DMB用チップメの生産高が加し、次期製品の開にも拍車がかかっている。韓での経験を生かしてDMBに限らず州のDVB-H、日本のワンセグ、デジタルTV標準のDVB-Tなど海外市場も攻略するチップメえている。


 


 日本とは違って「おサイフケタイ」の反はイマイチだが、さまざまなコンテンツが見られるモバイル放送は人が高く、携電話にDMBは必須機能となりつつある。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)

BCN This Week 2007年10月22日 vol.1208 載] 
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