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韓国首都圏は1月6日から約1週間、氷点下19度近い大寒波に見舞われた。35年ぶりの寒さに加え大雪注意報まで発令され、道路は混雑、配達アプリがサービスを一時中断するほどだった。酷寒とは裏腹に、SNSでは雪を楽しむ人々の写真があふれた。ポータルサイトの検索キーワードやSNSのハッシュタグ(同じキーワードの投稿を探したり共有したりできる機能)として最も使われた言葉は「ヌンオリ(雪アヒル)」だった。
ヌンオリは、プラスチック製のおもちゃ。積もった雪をぎゅっと挟むと、小さくてかわいいアヒルが作れる雪玉製造機だ。500円程度で数年前から販売されている。K-POPアイドル「BTS」のメンバーの一人が公式ツイッターに雪アヒルの写真を投稿したことで一躍話題になった。ネット通販のGマーケットではヌンオリの販売数が前年比1890%増に上っている。
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