韓国 1億ドル規模の専用投資ファンド

ITベンチャの救世主現る


 


 【ソウル】市場調査機であるIDCの系列社であるIDG(International Data Group)は米、中、ベトナム、インドにいて5番めの象として韓ITベンチャに投資する方針を決定したと表した。韓では「IDGベンチャスコリア」というベンチャ投資社を設立し、1億ドル規模の用ファンドを結成した。



 IDGベンチャ
スは1992年にスタトして以、全世界220社に投資してきた世界最高レベルのグロバルベンチャキャピタルファンドネットワクである。現在、合計6つの個別ファンドを抱え、20億ドル規模の資金をアジアと北米地域で運している。IDGベンチャスは特に中投資にい。中初のベンチャキャピタルとして進出し、中の有名索エンジン「バイドゥ」をはじめ「ホムイン」を米ナスダックに上場させたこともある。


 


 IDGベンチャスコリアはITとメディア技術が融合した「ニュメディア」分野を主な投資象と考えていることも明らかにした。


 


 ここでいう「ニュメディア」とはビデオ、SNS、マルチプラットフォe-コマス、ゲム、モバイルコンテンツなどで、この分野に該する米企業はYouTube、Facebook、MySpaceなどがある。


 


 これとともに、SaaS(Software as a Service)、セキュリティ、ホムネットワク、オプンソV2.0等の「New IT」分野も優先的に投資していくと明らかにした。特に最近注目されているニュメディアは年平均15%以上成長している勢いのある分野で、世界で500億ドル以上の市場を形成している。


 


 IDGベンチャスコリアは投資額の70%程度をニュメディアに投資する計だ。投資段階を分けて、創業の初期および中期ベンチャ企業に40%ずつ計80%を投資し、後期ベンチャには20%に下げる計だ。


 


 韓のベンチャキャピタルは危を避けるため、ある程度成熟した後期ベンチャにばかり投資する傾向があるが、IDGはハイリスクハイリタンの初期と中期段階にあるベンチャに投資を集中させるという。投資期間は8年間に設定し、前半期4年は投資期間、後半期4年は維持および穫期間として運用する方針だ。これとともに韓ベンチャへの投資は額の60-70%に絞り、りは海外ベンチャ企業にも投資する。投資益率(IRR)期待値は25%に設定している。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2007年11月19日 vol.1212 載] Link


 


 

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