韓国 IPTV商用化で法制化加速(2007年7月23日 掲載)

 IPTV商用化で法制化加速


  


業界ごとに異なる思惑が露呈 


 


【ソウル】放送業界と通信業界の主導権争いにより5年以上足踏み態のIPTVの商用化に向け、放送通信特別委員野党議員31人は、IP TV事業免許を全国圏域で許容する容の「デジタルメディアサビス法」を6月末に議した。



 この法案は全
免許制、1社による占有率で加入世3分の1以上の獲得を禁止しているほか、送信事業者は許可制、コンテンツ事業者は登制といった2分類体制、大手企業の市場入容認などを骨子としている。デジタルメディアサビス法案は放送と通信の融合推進委員の多案を法制化して議した「域統合情報通信網など利用放送事業法案」、放送法一部改正案がIPTVを「放送」と規定しているのにして、IPTVを「デジタルメディアサビス事業」と定義しているのが特だ。


 


 議員らはIPTV事業免許を地域から始めて2012年に全免許へと大する方案と、最初から全免許を許可する代わりに全加入者の3分の1以上の市場を占有してはならないと規制する2つの法案について討してきた。


 


 通信業界はこれをきっかけに、IP TVサビスを導入できるようになると迎しているが、放送業界はIPTVもCATVも同じく有料放送なので地域免許制度にするべきと反している。IP TV商用化の論点でケブルTV業界は、現在77域に分かれているケブルTV事業者と同じくIPTVも地域免許制度にしなければならないと主張し、情報通信部やKTといった通信業界は投資活性化を誘導するため全免許制度にするべきと立している点だ。


 


 ケブルTV協はこの法案にして「地上波ブル衛星放送は一つで法律で縛り、IPTVだけをデジタルマルチメディアサビスとして特別法で管理するのは平等でない」と主張し、「KTの場合、通信業界シェア1位企業であり、その支配力が放送市場にまで影響を及ぼす恐れがあるので、子社を設立してIPTV事業に加するべき」とも主張している。


 


 情報通信部係者は「他の議員らもIPTV導入にする特別法を議しているので、いろいろな案をまとめて膠着態にあるIPTV商用化を進展させたい」と述べた。しかし、どの法案も著作保護問題や放送局がIPTVへ番組を公正に提供しなかった場合については言及していないため、実効性のない法案という批判もある。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)


 


BCN This Week 2007年7月23日 vol.1196 載]   Link


 


 

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