韓国のネット動向 LGテレコム(2007年6月18日 掲載)

地下鉄駅にミニ代理店出店


リビジョンA方式の普及を促進



 


【ソウル KTFとSKテレコムがW-CDMA(携電話の無線アクセス方式の一つ)で第三世代携電話(3G)の普及に拍車をかけている。そんななか、LGテレコムだけがリビジョンA方式を採自方式を模索している。LGテレコムは年末まで全84市を中心にリビジョンAのネットワク構築を完了し商用化にり出す方針だ。



 リビジョンAの速度は上りが1.8M bpsと、HSDPAの384Kbpsより4.6倍速い。2006年下半期から世界的な傾向となっているユ
制作動の共有サイトやコミュニティサイトに動を投稿するのが好きなユにとっては、HSDPAよりもリビジョンAが便利だ。


 


 しかし、リビジョンAの端末が普及しサビスが安定化するには相な時間が必要とされるだけに、LGテレコムが3Gの正式サビスを開始するのは08年以降とみられる。


 


 LGテレコムはリビジョンAの普及に先立ち、全の代理店を体スペスとして活用、運する。


 


 「Phone&Fun」と名づけられた全の代理店では携電話加入、端末販、コンテンツサビス体、バッテリ充電、イベント開催など移動通信と連したサビスを体できるようになっている。


 


 「Phone&Fun」は地下にも出店し始めた。ソウル地下1-4線の構に「Phone&Fun mini」を35店プンした。ユを待つのではなくユのいるところに出向いて新しいサビスを紹介する、というのがLGテレコムの考えだ。


 


 通勤時間や地下を利用しながら「あの新規端末がになる」「このコンテンツの使い方が分からない」など、思い立った時にすぐ気軽に訪問できるところが好評だ。


 


 今年末まで「Phone&Fun mini」を62店、08年末までに82店をオプンする計だ。運時間も地下利用時間に合わせ、午前10時から午後9時までとする。


 


 LGテレコムはかつて、おサイフケタイ「Bankon」の宣と加入者誘致のため、全銀行の支店前やATMの入口に代理店を移動させ、出前代理店として大ヒットさせたことがある。


 


 LGテレコム係者は「地下を中心とする消費空間に入り自な流通網でシェアを伸ばしていけるだろう」と見通しを語っている。“お客に近づく”略に軍配があがるか。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2007年6月18日 vol.1191 載] Link

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