韓国の携帯電話市場 三星とLG電子、対極の価格戦略(2005年6月27日 掲載)

用性」と「最先端機能」に分化


 


 


 


 【ソウル】韓では携電話の高機能化競が激しくなっていたが、新たに格競という側面も出てきた。このほど、三星電子とLG電子が同時に500万素携電話を発売した。業界で話題になっているのは機能よりはむしろ2社の略である。


 LG電子は、NTTドコモと3G端末を共同開することになり、最近携電話市場に重点を置いている。そのLG電子が「用性」を武器に他社の携電話とわらない60万ウォン(約6万円)で新機種を投入した。


 


 一方、三星電子は「最先端機能」を調し100万ウォン(約10万円)を超える史上最高格の製品を登場させている。


 


 韓の携電話端末市場は、安い機種でも平均日本円で4-5万円。すでに2004年末に500万素携SCH-S250」を発売している三星電子は、デジタルカメラと比べても遜色ない世界初の光3倍ズムを採用した500万素「SPH-V7800」を発売した。有効画536万ピクセル、1600万カラQVGATFT-LCD、デジタル4倍ズム、オトフォカス、高性能フラッシュ、カメラと同じく細かい手動設定機能が搭載され、デザインもカメラのようになっている。


 


 三星電子の報担者の明によると、「携電話のカメラはが高くてもネット載用、スナップ写真用に限られていたが、これからは携電話でも十分作品が撮れるというのがり」だという。


 


 LG電子は厚さ18mmのスリム型500万素携SV550」、「KV5500」、「LP5500」を発売する計で、動撮影を重視している。LG電子側は「韓市場でのメガピクセルカメラ付き携市場は三星がリドしているが、超高略により携電話としての意味を忘れている。LGは最新機能の端末を三星に比べ破格的な格で提供する。市場でどっちが選ばれるのか、注目していただきたい」と自信を見せる。


 


 LG電子は500万素携のほかに衛星DMB携SB120)、世界初100万ポリゴングラフィックス加速チップを搭載した3Dゲム携SV360/KV3600)も、高格よりは使ってしい携をアピルし販促する計だ。


 


 韓のカメラ付き携2002年4月の11万素から始まり、03年3月30万、03年10月130万、04年6月200万、04年7月300万、04年11月500万、05年3月700万と急速に進化している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年6月27日 vol.1094 載]  Link


 


 

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