韓国の通信事情 携帯型インターネット電話(2006年6月19日 掲載)

WiFi電話」の商用化スタ


モバイルで低額料金のサビスを提供


 


 


【ソウル】韓の通信DACOMは、WiFi電話サビスを6月から一般企業を象に商用化すると表した。従来から「070」局番での有線インタネット電話(VoIP)サビスを提供していたが、モバイル端末を利用したVoIPビスを商用化するのは今回が初めて。


 このサビスでは存無線LAN環境を基盤にコドレス電話であるWiFi電話を通じてオフィスはもちろん、市市外電話、際電話、移動電話などと通話できる。WiFiとは企業に構築されている無線LANスィッチとアクセスポイントを利用する無線インタネット電話技術のことである。


 


 DACOMは、韓国内通話(市・内外)は345ウォン(約5円)、携電話との通話は1014ウォン(約2円)でサビスを提供する。一般電話に比べ市外電話は最高82%、携電話は3%お得な料金制度だ。特に加入者間線(構)電話は無料で利用できて、本社支社間の通話が頻繁な企業には有用だ。


 


 DACOMでは「大手企業と金融、公共機を中心に企業通信市場で無線LANWiFi電話の需要が徐に伸びている。これからは音だけでなく映像も送受信できるWiFi電話サビスも提供していきたい」としている。  固定電話からWiFi電話への換手きも簡で、固定電話のナンバタビリティを利用し存の電話番をそのまま使いながらインタネット電話に切り替えることができると明している。


 


 DACOMは、無線LANを利用していて本支店間の通話料金を節減したい企業、IP基盤のオフィス環境改善を希望している中堅企業、ホテルや病院、大型ショッピングモルのようにモバイルの通信環境を求めている顧客を中心にWiFi電話サビスを大していく計だ。


 


 WiFi電話を利用するためにはまず無線LANAP環境を構築し、19万─15万ウォンの端末を購入しなければならない。3月には三星電子とアバイアがIP通信部門で提携を結んでいる。WiFi電話をはじめとする端末は、三星電子がIPPBXを、IPソリュションはアバイアが担し、共同攻略するという容だ。


 


 韓国内ではすでに三星電子がアバイアのIP通信システムやソリュションにするを獲得し、存アバイアコリアのチャネルを吸して本格的な業活動を展開している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)



BCN This Week 2006619 vol.1142 載]  Link 


 


 

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