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日本でもおなじみの韓国のりの輸出額が昨年、過去最大の6・9億ドルに上った。米国や中国、日本、ロシアへの輸出が全体の6割を占めているが、欧州向けも伸びている。
韓国でのりといえば、生のワタリガニをしょうゆに漬け込んだ「カンジャン・ケジャン」と並び、“ご飯泥棒”といわれるおかずの代表だが、輸出はのりのスナックが多い。多様なフレーバーを加えて再加工した商品が海外ではよく売れるそうだ。
欧米ではのりを「黒い紙」と呼び、口の中にくっつく食感が敬遠されていたが、韓国ドラマの影響で人気が出たのだろう。SNS(交流サイト)では「Gim(韓国語でのりは「ギム」)を食べてみた」という口コミ投稿が急増した。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 5 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220607/se1/00m/020/070000c