韓国・第7回ITテクノマート開催(2005年6月20日 掲載)

今年は256件の新技術が登場


 


 


 


 【ソウル】韓ソウルのCOEX展示場で6月9-11日の3日間、情報通信部と情報通信究振興院(IITA)が主催する「ITテクノマ2005」が開催された。今年で7回目となるITテクノマ2005では133の企業や究所、大加し、256のIT技術が展示された。今年はユビキタスをテマにした技術が多く、次世代パソコン、ユビキタス電子ペン、電子波を高率電池に換する用技術、遠隔で携電話を受信できるイヤホン、DMB(モバイル衛星放送)、PON(パッシブ光ネットワク)、RFID(無線タグ)、次世代3D(3次元)ディスプレイ、ロボットなどの技術が注目された。


 


 ITテクノマトは、韓IT市場で成長の原動力となる政府と大究機究成果と優れた技術を展示し、技術の需要と供給をつなげる技術取引の場となっている。技術取引とシステムの商用化を支援し、公共の究機から産業界への技術移を促進し、技術取引市場の活性化をるための展示というところが他の展示と大きく異なる点だ。


 


 科技術の投資を家技術の競力向上と新産業創出につなげるためには、究開された技術が産業界で利用され事業化されなければならない。情報通信分野の場合、技術の寿命が短いため、究開から技術移、産業化につながる一連の過程が速かに連携されなければならない。特にITインフラと世界有のインタネット網で注目されている韓だが、IT分野の究開と事業化への投資はまだ不十分である。究ばかりで商品としてり出されるものは少ないということだ。


 


 韓政府の究開事業のなかで、技術移および事業化連投資はR&D()投資額の1%。また、情報通信部、産業資源部、科技術部事業の技術開成果の平均事業化率は21%に過ぎない。だが事業化率は「ITテクノマト」が開催されるようになってから年上昇している。


 


 ITテクノマトでは1999年から04年まで503機1055件の技術を展示し、4952件の技術相談と84件の技術移に成功している。技術料入も13億ウォン(約1億3000万円)に達する。


 


 今年は、技術移やライセンシング、M&A(企業の合)、技術協力、OEM(相手先ブランドによる生産)など多な技術交流活動も支援し、大IT究センタの技術を活用できるように紹介するも特別に開いた。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年6月20日 vol.1093 載]  Link


 


 

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