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2020年以降、非接触型社会が定着した韓国では企業の採用活動に人工知能(AI)面接とオンライン面接が追加された。最終面接は対面で行い、書類審査と対面面接の間にAIとオンライン面接を挟む企業が多い。AI面接は求職者の基本的な性格を把握するために簡単な質問などを行い、オンライン面接では意思表現能力や表情の変化などをAIで分析するため、5分以上カメラに向かって話す方式で行う。
韓国でAI面接が登場したのは19年。AI面接の関連機能を開発している企業らによると、22年8月時点で大手企業630社が導入済み、93%が継続して利用しているという。一方、求職者側からは不満の声も聞かれる。対面面接の場合は相手の反応をみながら質問に答えられるが、AI面接は一人でしゃべり続けないといけないので、どのように答えれば良い評価を得られるのかが分からないというのだ。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220913/se1/00m/020/063000c