韓国市場 円安効果で日本製品の販売が好調(2006年5月29日 掲載)

80万ウォン台の廉なノPCも登場


製品は国内外で危機感


 


 


【ソウル】長引く円安の影響から韓市場では日本ブランドの家電PCり上げが大幅に加している。円レトの調整から4%ほど値下げ果が出ているため、東芝や富士通のノPCが韓製より安くなっているからだ。日本ブランドのノPCは韓や米製に比べてデザインが優れ量で人はあったが、同じスペックで値段が2030%ほど高いのがネックだった。東芝や富士通から100万ウォンを切ったノPCが昨年発売されていたが、ついに80万ウォン台のノPCが登場した。消費者の立場からすると「いつの間にこんなに安くなったの?」という感じである。


 量販店ハイマトの表によると、ソニのバイオノPCVGNFJ65L/W)は1099000ウォン、三星のノPCNTP29/14C)は 115万ウォンで販されている。韓市場でソニまでも低型ノPC発売したのは異例といわれている。32インチLCDTVの場合、ソニKDLV32A10)が昨年末より100万ウォンも安くなり240万ウォン、三星電子(LN32M61BD)も240万ウォンだ。シャプの45インチLCDTV750万ウォンから500万ウォン以下に下げている。ソニTVは値下げ果から今年に入り2倍以上のれ行きをみせている。


 


 一方、量販店テクノマトの日本ブランドに限った電子製品上高は、今年の第1四半期は前年同期比50%以上加した。デジタルカメラと電子MP3プレなど小型家電の販20%、デジタルTVとホムシアタ、ビデオカメラなど映像家電は80%以上もえた。家電に限らず車、食品なども日本製品の人が高まっている。


 


 円ウォンのレトは2004年末18.5%05年末4.07%円安となっている。ここ6年ほど100円=1000ウォン以上という10倍前後のレトがいていたが、04年から徐に落ち始め今では8倍すれすれのところまで下がっている。これは97年のIMF危機以後最も低いレトだ。


 


 円安の影響は韓市場に限らず、米市場でも値下げ果として現れている。日本企業とは逆に韓企業はドル安円安のなか、10%ほどの格引き上げを余儀なくされているが、円安を背景にさらに値下げを行し迫してくる日本企業と競するためにはどうすることもできない況である。


 


 家電は同じ格なら世界的に認められている日本製を買いたいと思う消費者が多いため、門家らは100円=800ウォンの線まで崩れてしまうと韓電化製品業界は深刻な危機にると警告している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


BCN This Week 2006529 vol.1139 載] Link

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