韓国携帯市場 500万画素以上の先端機種が飛ぶような売れ行き(2005年12月12日 掲載)

年前半には1000万素、1セグ対応も登場


 


 


 


 【ソウル】韓では、500万素以上、音再生、HDD内蔵といったハイエンドな携電話が、80万ウォン(約9万円)を超える格にもかかわらず月4万台以上もれている。生産が追いつかず、予約販も受け付けられないほどのれ行きだ。長期化する不景の中でも携電話のように自分だけのもの、人の目に付きやすいものは最高級品で揃えたいという若い世代の傾向が一層くなったようだ。


 


 このれ行きには、携電話門家も驚いている。「500万素以上のカメラ付き携は、三星電子やLG電子が販目的というより技術力を誇示するために試しに作った製品。300万素もあれば日常で十分使えるはずなのに、こんなにユが熱狂するとは予想しなかった」と首をひねる。


 


 確かに、ベンダ側もこんなに需要があるとは予測できなかっただろう。三星電子は昨年10月に発売した世界初の500万素携と、今年7月に発売した700万素携を合わせ11万台以上販した。LG電子が今年7月発売した500万MP3携1000-1500台以上れている。三星電子は800万素携も公開した。ペンタックは今月中に折りたたみ式500万素携発売する。


 


 LG電子は世界初「インナム(Inner Zoom)」タイプの携電話用500万素光3倍ズムカメラモジュルを開した。ズムしてもレンズが外に飛び出さずカメラモジュル中で移動するからコンパクトでアウタム(Outer Zoom)カメラより素早く写真が撮れる。


 


 LG電子は、今回の技術により質とデザインの方を期的に身させた携電話で、市場をリドしたいと意欲的に挑んでいる。さらに年上半期には先端機能を取り揃えた1000万素携、地上波DMB(1セグ)と衛星DMB(モバイル衛星放送)の方を視できるデュアル携HSDPA、10GBHDDなど3-4世代携電話が々発売される予定だ。三星電子は今月、世界初の「デュアルDMBフォン(SPH-B4100)」を発売する。


 


 こうした背景には、これから相次ぐ新規サビスを利用するために、大規模な買い換え需要が生するはずという思惑がいている。今月から1セグが商用化され、年上半期には世界初Wibro(高速で移動しながらも利用できる無線LAN)も本格的にサビスを開始する。また情報通信部が携電話補助金支給を3月から解禁したため、高な先端携でも、より求めやすい格で提供できるという見みのもとに発売を急いでいるわけだ。


 


 この中でベンダがもっともを遣っているのは3.5世代のHSDPA携だ。三星電子とLG電子は、存の携より6倍早い送速度を持つHSDPA端末開をどっちが先に出すかで熾烈な競を繰りげている。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年12月12日 vol.1117 載]  Link


 


 

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