韓国CM REPORT – ロッテ – イ・ジュンギ




イ・ジュンギ プロフィール


1982年4月17日生まれ。


178cm63kg。2001年、カジュアルブランドの誌面モデルとしてデビュー。2005年映画『王の男』で大大大ブレイク! 「女性よりきれいな俳優」として有名になった。主に映画で活躍していて、2004年草なぎ剛主演の映画『ホテルビーナス』、2007年『華麗なる休暇』、日韓合作映画『初恋の雪 ヴァージン・スノー』に出演。2006年にはファンミーティングで披露した歌をデジタルシングル『マイジューン』として発売。彼がいつも身につけている十字架のピアスは、自分を育ててくれたおばあちゃんの形見で、これをつけてから何事もうまくいっているのだそう。『王の男』のイメージが強すぎてかもの静かでか弱い美男子と思われがちだが、趣味は武術とオンラインゲームという普通の男の子。


 





美女はザクロが好き



出演




イ・ジュンギ

放映日




2006年7月

「美女はザクロが好き」のCMの中でも「少女漫画シリーズ予告編」として放映された映像で、このあと1話~5話まで、俳優を目指すイ・ジュンギの試練が続きます。親に反対され、嫉妬や事故に巻き込まれ、それでも夢をかなえるために努力を惜しまないイ・ジュンギの情熱が彼をスターにさせた、というストーリーです。この物語は、彼自身の実話だそうですよ。両親の猛反対を振り切り、釜山(プサン)からソウルへ出てきて、映画俳優を目指して走り続け……今では人気絶頂の名俳優になったイ・ジュンギ。そんな彼が主人公の少女漫画って、実際に出版しても売れそうですよね。


モノトーンの漫画のスケッチと、赤い「美女はザクロが好き」の瓶の対比も美しく、漫画の絵が本物のイ・ジュンギに変わる場面はすごくキレイ! モノトーンののスケッチは漫画を一枚ずつめくっていくような感覚で、少女漫画風の絵を引き立ててます。あの耳から離れない「ミニョヌンソクリュルジョアへ~」のCMソングもよかったけど、とてもきれいな漫画のスケッチもいいですよね。


漫画になっても美しいイ・ジュンギの姿に見惚れてしまうこのCMは、韓国で初めての少女漫画風CMであることから、大変な話題になりました。少女漫画好きな女性と「美女はザクロが好き」の主なターゲット層が同じ、ということでチャレンジしてみたそうです。ナレーションでも「韓国初、TVで連載する少女漫画CM」、「主演はイ・ジュンギ、作家は『フルハウス』のウォン・スヨン」、そしてイ・ジュンギの声で「どういう役だろう? ご期待ください」と流れます。


この漫画を描いたのはウォン・スヨンという韓国でもっとも人気のある少女漫画家で、Rain(ピ)主演のドラマにもなった『フルハウス』を描いた方です。少女漫画のことを韓国では「純情漫画」と言うため、イ・ジュンギのCMも韓国では「純情漫画シリーズ」になっています。『キャンディ・キャンディ』も『ベルサイユの薔薇』も、韓国では純情漫画として女の子なら誰もが知っている有名な作品です。少女漫画と純情漫画、語感がかなり違いますね。


イ・ジュンギは映画『王の男』のメガヒット以来、何をしても「女性よりきれいな俳優」というイメージから脱皮できずにいましたが、2007年夏ドラマ『犬とオオカミの時間』で見事、アクションからラブシーンまで幅広くこなせる俳優として生まれ変わりました。

 – BY  趙章恩

Link
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200607&dr=drink


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