韓国CM REPORT – ロッテ – チェ・ミンシク


チェ・ミンシク プロフィール


1962年4月27日生まれ。


177cm、70kg。韓国のゲイリー・オールドマンと呼ばれるほど、卓越な演技力を持つ俳優。大学で演劇を専攻したものの、最初は小道具やエキストラ同然の役しかもらえなかったが、『野望の歳月』というドラマ1本で大スターになる。その後ヒット作に恵まれず、山あり谷ありの人生を歩むが、大学の後輩でもあるハン・ソクギュと共演したドラマ『ソウルの月』、映画『シュリ』が大ヒットし、再び映画で再起を果たす。


ドラマ『野望の歳月』、『ソウルの月』、映画『オールドボーイ』、『親切なクムジャさん』、『拳が泣いている』、『パイラン』、『花咲く春には、『醉画仙』、『静かな家族』、『ハッピーエンド』、『シュリ』、『ナンバー3』、『墜落するものには羽がある』、『クロアリラン』などに出演。


『オールドボーイ』で第57回カンヌ国際映画祭審査委員大賞、青龍映画祭最優秀男優賞2回、百賞最優秀演技賞、大鐘賞主演男優賞、アジア太平洋映画祭主演男優賞など、数々の賞を獲得している。韓国政府より文化勲章が授章されたが、韓米FTA締結により、韓国映画の年間上映日数を減らされた「スクリーンクォーター制度」の縮小に抗議するため返納した。





デルモントコールド



出演




チェ・ミンシク

放映日




2000年8月

日本では、映画『シュリ』の北朝鮮特殊部隊のリーダー役として覚えているファンが多いのではないでしょうか。浅田次郎の短編小説が原作の映画『パイラン』のどうしようもないチンピラ役、イ・ヨンエ主演の映画『親切なクムジャさん』のペク先生役、映画『オールドボーイ』の13年間監禁された男、映画『醉画仙』で演じた、名画家でありながら芸術への執着から変人扱いされた、朝鮮時代の実在の人物チャン・スンオプなど……。平凡でない役柄をとても自然に演じて、存在感をアピールしてきたチェ・ミンシクは、とにかく演技が上手な庶民派俳優として男性ファンが多いことで有名です。映画監督が選ぶ一度は主人公にしてみたい俳優としても、頻繁に名前が挙がるほど、韓国の映画業界を支えるカリスマ俳優でもあります。


リュ・スンボムと共演した映画『拳が泣いている』のテシク役もハマリ役でした。テシクは、元アジアンゲーム銀メダリストなのに、今は無職で借金を抱える40歳。お金を稼ぐため、1分1万ウォンで人間サンドバッグになるような男です。だからといって、「チェ・ミンシクってだめ男役がすごく似合うんだね~」なんて思っていたら大間違い。1990年のドラマ『野望の歳月』で、「クション」というニックネームを持つ美男子として強烈なデビューを果たし、ヨン様に勝るとも劣らない人気で、乙女心を揺さぶったそうです。でも、カッコイイ役は、これが最初で最後だったような……。


映画『オールドボーイ』では、第57回カンヌ映画祭に招待され、審査員大賞を受賞しました。韓国ではカンヌ授賞式より、レッドカーペットの上に一緒に登場した、チェ・ミンシクとは似合わない(?)若くて超美人の奥さんのほうが話題になりました。


「デルモントコールド」のCMでは「お~いコールドは!? また忘れたの?」という時のコールドが飲みたい! という表情、そして「これだよこれ!」という時の嬉しそうな表情で、たとえセリフがわらなくても、デルモントのおいしさをわかりやすく伝わってきます。CMひとつにも、決して手を抜かない演技力はさすがです。

 – BY  趙章恩

Link
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200008&dr=drink

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