11月の韓国IT輸出 第1位は携帯電話(2004年12月20日 掲載)

 


【ソウル情報通信部暫定集計した「11IT輸出入実績ス)」によれば、この期間中携帯電話端末前年同期比50.3増加245000ドルを輸出242000ドル(18.5)をしたこれまで1位品目だった半導体し、IT関連製品最大輸出品目となった。


 帯電話4ドル(1996規模輸出からまり、02には113ドル、今年2076000ドル(11月末現在)に急成長している。その背景としては、マルチメディアサビスの様化北米・欧州での3G3世代)サビスの拡大によるカメラなど高性能端末輸出好調推移しているからだ。欧州中心にしたEU加盟への輸出大幅増加している。11対欧州携帯電話輸出前年同期比156%も成長ている。


 


 情報通信部関係者は、「EU加盟してもないハンガリ、ポランド、チェコなどでの輸出規模はまださいが、成長可能性地域欧州市場での帯電話輸出拡大はこれからもしばらくしそうだ」とす。


 


 対米輸出順調で、前年同期比25.9増加、しばらく静化していた対中国輸出3ぶりに26.1増加している。帯電話好調で、IT輸出目標700ドルはもちろん、750ドルまでも達成できそうな囲気である。ドル影響来年出始めそうだが、帯電話半導体LCD液晶ィスプレイ)などIT輸出主力品目価格主導権確保しているため、きなれはないと期待されている。


 


 輸出好調で、三星電子LG電子、ペンタック&キュリテルなど帯電話機世界市場シェアは30い。10には三星電子世界初500画素携帯電話発売えて世界初衛星モバイル放送受信携帯電話登場した。しかし、それらの基幹部品はまだ輸入っているため、輸出すればするほど日本利益につながるとの批判い。そのため部品国産化いでいる。


 


 一方帯電話端末内需4ぶりの状況えている。上期にはタビリティ制度などで国内では1000万台突破し、年間出荷台1600万台昨年より210万台ほど増加する見通し。もっとも、在庫処分のため通信事業者端末購入保留しているため、10からまった端末出荷台減少11はさらにしい状況だ。


 


 また、10から通信事業者のクリンマケティング宣言により売支援金がなくなったため、新規加入機種変更激減している。代理店側は「より店員いている。全体70%ほどが赤字状態本社からの支援金もほとんどなく、毎月2030廃業している」とる。


 


 モバイルバンキングチップを内蔵した端末銀行提供しているが、これも予想では年末年始のほか卒業式学式などで需要若干伸びる可能性はあるが、長引不況予測がつかない状況にある。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 20041220 vol.1069 掲載]  Link