5Gで盛り上がる韓国のIoT・ロボット展示会、日本の輸出管理強化が製造設備の国産化を後押し

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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

2019年10月23~25日に、韓国産業通商資源部(部は省にあたる)が主催する「第22回韓国産業大展(Korea Machinery Fair)」と、韓国科学技術情報通信部が主催する「第6回IoT振興週間(IoT Week Korea)」に関連するイベントなどが開催された。

 日本でいえば、経済産業省と総務省が似たような展示会を同日程で開催したようなものだ。

 今年は5G商用サービス開始以降初とあって、いずれも5Gで既存のサービスがどう変わったのかをアピールする内容が多かった。韓国では2019年4月3日に世界初のスマートフォン向け5Gサービスが始まり、加入者は2019年9月末に300万人を突破、年内には500万人を超える見込みである。

 韓国産業大展は27カ国725社が展示に参加し、約6万人が来場した。韓国Doosan Robotics社、韓国Hyundai Robotics社などの協働ロボット、韓国Kia Motors社の自動運転車、韓国通信キャリアであるKT社の5Gスマートファクトリーが目玉だった



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