[東京留学生活] 東京生活のニューパートナー!黒くてぎらぎらする・・・・

2008.7.25


東京留学開始から4ヶ月。。。。
ソウル江南生まれ新宿育ちの私は、一度も自分のことを外国人だと思ったことがない。


国籍は韓国、食べ物はどちらかといえば辛いものが好き、だけど日本の生活や文化にも慣れているし、私は外国人ではない。でもそれは勘違いだったのだ。
やはり私は外国人だった。というか、外国人扱いされるしかない身分なのだ。
4ヶ月間、外国人として「は~??」というような信じられないことを何度も経験した。


それはゆっくり更新することにして。。。


忘れられない衝撃的な出来事から先に書きましょう。


1ヶ月ほど前のある土曜日の夜。
夜中の1時ごろテレビをつけっぱなしにうとうと、そろそろ寝ようかと思ったそのとき、壁にセミがとまっていた。


あ~もう夏だな~外に出してあげなくては・・・
ちょっと待てよ・・・
あれ?部屋の中にセミ??


メガネ、メガネ



メガネをかけて正気に戻った私の目に映ったのは。そうです。


黒くつやつやに光る巨大ゴキ。。。。


韓国ではゴキなんて見たことなかったので(もちろん、あることはあるが、茶色で小さい)、衝撃は20万倍!
5秒ほど魂がアンドロメダをぐるぐる回ってしまったわ・・・


ここが家だったら「お母さん!虫!」の一言を叫び私は部屋に逃げればいいのだが、ここは東京だ。一人なのだ・・・


この家の先住民が大量のゴキスプレイを残していった理由が分かった。(この家は退去しても掃除してくれない不思議なところで、先住民が残した物が積もりウィークリーマンションみたいになっている。便利は便利だけどさ。)同時にすごくありがたかった!


あんた神様だよ!あんた宛に来た郵便物・・・これからはちゃんと郵便局に届けるよ!


えっと、それで、私はアラビアの女性のように布団を頭から被り(ゴキが飛んできても平気!)、「あばれる暇を与えない!」と書いてあるスプレイと「遠くまでとぶ」というスプレイを両手に握り、一気に噴射!!!!!!


でも。でも。死なないのだ!「あばれる暇を与えない!」なんて嘘だ!!机の下に入ったではないか!うわ~ん


私も意地になって噴射する。今度はあ~お中元にもらったコーヒーが入っている紙袋の中に入りやがった!涙をのんで紙袋にも噴射!!2分ほど噴射しまくりでやっと紙袋の中で死んでくれたゴキ。コーヒーを道連れにね。


でもスプレイのしすぎて私が先にあの世へ行きそうになった。吐きそう・・・窓を開けて(そういや~防犯のため窓も閉め切っていた)、へえへえ息をしながら見渡すと、壁も床もオイルだらけ・・・ゴキ発見から5分ほどの格闘だったはずなのにどっと疲れ、紙袋ごと玄関の外に放り出して、掃除もせず、もうどうにでもなれと学校へ逃げた!!


夜中の2時近い学校、まだ人がいるよ・・・
都内でもっともCO2排出している学校だもんね!


ゴキと格闘した英雄談を披露したら、「私なんて巨大ゴキが飛んできて口の中に入りそうになったことがある」とか、親切にもWIKIでゴキを検索しては「ゴキが亀の背中に入って肉と骨を食っていたんだって!」など、白目を剥いて後ろに倒れたいほど愉快な話をしてくれた。。。


みんな、ありがとう。


それから私は、毎日玄関を開けると、首だけ突っ込んで上下左右隅々ゴキの存在を確認し(玄関から中が全部見渡せる6畳なのさ!しかも玄関は半透明ガラスで人の影が見えるから居留守もできないのさ!)、「ひゅ~」と安心して部屋に入ってはすばやくドアを閉める。
玄関から入ってくる可能性が高いから。あの日もそういえば、暑いからって玄関をちょっと開けていたから・・・


韓国はマンションが多い。そしてマンションでは毎月同じ日に一斉に全世帯を消毒する。

消毒といっても簡単なことで、管理事務所の人が来てトイレ、ベランダ、キッチンなどに白い液体の薬をしゅっしゅ吹きかけてくれるだけなんだけど。でもやっぱり全世帯が一斉に消毒するからか、ゴキをみたことがないのだ。この日留守で消毒ができなかった家は・・・・危ないね!この頃は一斉消毒できなかった家は週末訪問してくれるよ。管理費もらっているんだから、これぐらいサービスは当たり前と思うのだが、日本では考えられないサービスみたいだね。


それと、ゴキ並みに怖いのがカラス。


カラスについてはまた次回!カラスのせいでおじいちゃんに痴女?と思われしまった話をね・・・


 – BY  趙章恩

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http://www.kddi-ri.jp/blog/cho/?p=13

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