韓国で大人気のネットマンガ「WEBTOON」、DAUMKAKAOやLINEがユーザー翻訳で海外市場拡大狙う [2015年4月10日]

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韓国第2位のポータルサイトDAUMKAKAOに、「スター・ウォーズ」のWEBTOONが登場した。アメリカ版コミックを韓国語に翻訳したものではなく、韓国式WEBTOONとして生まれ変わったスター・ウォーズである。

 2003年、韓国に初めてWEBTOONを紹介したDAUMKAKAOは、自社サイトで連載したWEBTOONの海外向けサービスを強化することにした。2014年からは、韓国のWEBTOONを英語に翻訳して欧米向けにサービスしている「Tapastic」と提携し、作品を提供している。DAUMKAKAOは海外市場を広げるため、国別ユーザーの特性を把握し、好まれるテーマやキャラクターなどを選別してアプローチしようとしている。

 DAUMKAKAOは、韓国のWEBTOON作家とウォルトディズニーのように世界で有名なエンターテインメント社をつなげる役割も果たそうとしている。海外パートナーを増やす戦略の一つとして、ウォルトディズニーの韓国現地法人との共同事業も行っている。その一つとして2015年4月10日から、「スター・ウォーズ」を韓国のWEBTOON作家が描きなおした作品を連載している。






写真●ウォルトディズニーとのコラボレーションや、韓国のWEBTOONをユーザー参加型で外国語に翻訳しサービスするなど、DAUMKAKAO(上)やNAVER(下)のような韓国のポータルサイトはWEBTOONの海外進出を進めている。


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