え~ホントにそうなの?GalaxyS6が日本で売れない理由を韓国メディアが分析 [2015年5月15日]

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ドコモ、auに続いて、ソフトバンクも販売することになったGalaxyS6と同Edge。ソフトバンクがサムスン電子の端末を販売するのは、4年半ぶりだそうだ。キャリア3社が揃ったことで、GalaxyS6と同Edgeの日本内の販売台数に変化が出ると期待される。韓国メディアは、「アップル伝道師」のソフトバンクがGalaxyS6と同Edgeを販売することにしたのは、スマートフォンのラインアップを増やして市場シェアを維持するためであると報じている。

サムスンの「サムスン消し」戦略

 サムスン電子は、日本で「サムスン」のロゴを消してGalaxyS6と同Edgeを販売する作戦に出た。「サムスンのサムスン消し戦略」は、韓国でも注目を浴びている。サムスンを消すことが、日本でどれほどの効果を上げているのか、よく記事になる。

 ところが、まだその戦略は効果を発揮してしないようだ。GalaxyS6と同Edgeの日本での販売状況を報じる記事のコメント欄には、「日本人をバカにしてないか?サムスンのロゴを消せば、日本人はGalaxyS6を日本製に間違えて買うと思ったのかな」など、ロゴを消す意味が分からないという内容の書き込みが多かった。

 韓国メディアも、サムスン電子の日本での苦戦を伝えている。5月12日付けの韓国デジタルタイムズは、日本のスマートフォン市場に関して独特の分析を掲載した。世界市場で絶好調のGalaxyS6と同Edgeが日本ではぱっとしない理由として、「嫌韓ムード」と「マッカーサーシンドローム」を紹介した。「日本は1945年から1952年まで米軍が占領した影響で、欧米最高、アジアはだめ、というマッカーサーシンドロームを経験した。アップルが日本市場で善戦しているのも(マッカーサーシンドロームと)関係なくはない」と報じた。




写真●サムスン電子は4月末、ソウル市内のカフェやデパートなど200店舗に無料で利用できるGalaxyS6と同Edgeのワイアレス充電パッドを設置した。10分充電で4時間使える便利さを体験できる。
サムスン電子提供





趙 章恩=(ITジャーナリスト)
日経パソコン
-Original column

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