サムスン電子スマートフォン新機種は、モバイルペイメント「サムスンペイ」で勝負 [2015年8月21日]

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サムスン電子は、8月20日に韓国で新機種GALAXY NOTE5とGALAXY S6 Edge+を発売した。日本での発売開始は、8月28日を予定している。両方とも、5.7インチの大画面を搭載している。サムスン電子側は「世界の流れは大画面化。より画面を大きく、写真を撮りやすく動画を観やすくした」と強調した。

 また、GALAXY NOTE5とGALAXY S6 Edge+は「サムスンペイ」が使える。サムスンペイは、8月20日から韓国内で正式サービスが始まるサムスン電子のモバイルペイメント。同じ日に発売したことで、新機種だけでなくサムスンペイの宣伝も狙っているようだ。

 GALAXY NOTEといえば、大画面スマートフォンに電子ペンが付いていて、イラストを描いたりメモをしたり図面を書いたりできる機能が人気の端末である。2011年に最初のNOTE端末が発売され、画面が5インチを超えるPablet(タブレットのような大画面スマートフォン)ブームを巻き起こした。


左がGALAXY S6 Edge+、右がGALAXY NOTE5。サムスン電子は8月20日、韓国でGALAXY NOTE5とGALAXY S6 Edge+を発売した。5.7インチ高画質で優れたスペックを取りそろえたのはもちろん、サムスンが力を入れているモバイルペイメント「サムスンペイ」を搭載したのが特徴だ。

 今でも、GALAXY Sより同NOTEの方が好きというファンは多く、新機種が出ればたいして宣伝をしなくても売れる人気機種である。GALAXY NOTE5はプッシュボタン式で電子ペンを取り出しやすくし、スマートフォンを取り出したらすぐ手書きのメモができるようにした。筆者が個人的に気に入ったのは、スマートフォンなのにメモリー(RAM)が4GBあること。ブラウザーのタブをたくさん立ち上げたり、添付ファイルをどんどん開けたりしても、画面が凍ったり落ちたりしないのはありがたい。


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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
日経パソコン
-Original column

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