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今年8月末の段階で、韓国で最も売れたスマホはGALAXY NOTE5だった。キャリア3社の集計によると、8月20~26日のスマホの販売シェアはGALAXY NOTE5が22.3%で1位だった。同じ日に発売したGALAXY S6 Edge+は、3%に過ぎなかった。Sペン(電子ペン)を搭載したGALAXY NOTEシリーズの根強いファンが多いことや、GALAXY NOTE4より端末価格が安くなったことも影響している。
しかし9月に入ってからは、再び中国メーカーの激安スマホが注目を浴びている。韓国の中小企業も、韓国で企画・設計し中国で製造した激安スマホを発売した。韓国では、端末購入補助金や約定割引といった制度が厳しく規制されているので、月々の通信料金に占める端末価格の負担がかなり大きいため、メーカーに関係なく安くていいスマホを求めるようになった。
中国シャオミーの端末は、これまで並行輸入品が韓国のインターネットショッピングモールで販売されていた。9月2日、複数の韓国メディアは、シャオミーが韓国最大のインターネットショッピングモール「Gマーケット」と提携し、公式に韓国でシャオミーのスマホを販売する計画だと報道した。9月1日から、シャオミーとGマーケットの間で交渉が始まっている。
韓国内でのシャオミ―の評判は悪くない。シャオミ―は「iPhoneのパクリ」というイメージがあるが、韓国ではモバイルバッテリーの販売ランキング1位がシャオミ―で、アクションカメラのYI Camera、リストバンド型のMi Bandも安くて品質がよいと評判だ。
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