韓国 若者にブーム プチぜいたく品販売増=趙章恩

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韓国の最近のトレンドは「小確幸(ソファクヘン)」である。小さいが確実な幸せの略語だ。 村上春樹著『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』に出てくる造語だ。

 韓国は20年以上就職難が続き、物価は高騰、経済格差も広がるばかり。激しい競争社会の反動か、流れを逆行する20~30代の小確幸の若者が増えている。

 成功を目指して苦しむより、自分が好きなことをする。コンビニでちょっと高級なお弁当を買うとかペットと遊ぶ時間を設ける、あるいは公園で自転車に乗るなどの小さい目標を達成し、幸せな気分になり満足する。

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2018.10 .

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20181023/se1/00m/020/022000c

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