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韓国で2019年からペットの飼育ルールが厳格化される。大型犬を散歩させる際にはリードと口輪が必須になり、違反した場合は罰金300万ウォン(約30万円)を科せられる。
韓国では、「ペット」ではなく生活を共にする存在との意味を込めて「伴侶動物」と呼ばれている。大手銀行のKB金融グループが18年12月に行った調査によると、成人の25%が伴侶動物を飼育しているという。そのうちの75%が犬ということもあり、飼育ルール厳格化の影響は大きい。
背景にはペットに関連したトラブルの増加がある。韓国消費者保護院によると、犬にかまれて飼い主とトラブルになったケースは、14年の676件から17年は1408件に増加した。
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