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ロボットが目の前で調理するレストランがソウル市に登場した。大手外食チェーン「CJフードヴィル」が運営するビュッフェの麺コーナーでは、LG電子製の調理ロボットが活躍する。利用客が好みの野菜を選んでボウルに入れて渡すと、ロボットが目の前で野菜と麺をゆでておわんに入れ、だし汁を注ぎ客に渡す。所要1分。動きは柔らかくスムーズだ。
実際のシェフの動きをロボットにまねさせる制御技術と、調理器具や皿を落とさないようアームの先端部分を自ら替えるスマートツールチェンジ技術が特徴だ。CJフードヴィルは、単純ではあるが、やけどやけがをするおそれがある作業はロボットに任せ、従業員は接客に集中し、より良質なサービスを提供していく計画だ。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2019.12 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20191217/se1/00m/020/063000c