韓国 5G開始1年、変わる野球中継=趙章恩

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韓国で昨年4月、世界に先駆けて次世代通信規格「5G」が始まってから1年がたとうとしている。昨年12月末には5G加入数が467万件を突破、今年は端末の種類が増え、携帯電話加入者の25〜30%が5Gに加入すると見込まれている。

 5Gを提供する通信大手3社は、今年から「ミリ波」を使った5Gを開始すると発表。遅延のない高速通信が実現できるという。

 各社は5Gならではのサービスとしてスポーツ中継にも力を入れている。最大手のKTはプロ野球チームを運営しており、昨シーズン中はホーム球場に従来のテレビ中継用とは別に、4Kカメラ7台とHDカメラ40台を設置して5G中継を行い、「5Gスタジアム」としてアピールしている。視聴者は5G環境でアプリ「プロ野球ライブ」をスマートフォンにインストールし、お目当ての選手を選べば彼を中心にぐるりと270度の広角でス…


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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2020. 3.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200310/se1/00m/020/068000c

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