新型コロナウイルス対策にAI活用進む韓国、検査試薬や治療薬の開発、画像診断などで成果

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 一時期は中国の次に新型コロナウイルス感染者が多かった韓国だが、2020年3月28日以降は治療中の人よりも完治者の方が多くなった。

 韓国疾病管理本部中央防疫対策本部の発表によると、同月31日時点で韓国内の感染確診者(韓国では感染が確実に診断されたという意味で確診者と表現する)は9786人、死亡者は162人、隔離解除者(完治者)は5408人、PCR検査者数は累計41万564人である。韓国では、感染確診者は20歳代、死亡者は80歳代以上が最も多い。

 韓国疾病管理本部は毎日記者会見を開いて感染状況や対策を報告している。3月中旬からは海外からの帰国者が高い割合で感染しているため、韓国政府は4月1日から全入国者に対して14日間の自宅隔離を義務付け、ホテルへの宿泊を禁じた。

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章恩(ITジャナリスト)

 

<<NIKKEI X TECH>>

2020. 4.

-Original column

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/rob/18/00006/00050/

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