韓国 コロナとインフレで中食が急成長

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韓国では日本における中食(弁当など)に該当する「ベバンミル」市場が急成長している。

 デリバリーアプリ大手「配達の民族」の年間取引額は2019年が8・8兆ウォンだったのに対し、20年には15・7兆ウォンに増加。ミールキット大手「フレシージー」は19年の売上高が712億ウォン、20年には1271億ウォンに伸びた。

 韓国ヤクルトのように家庭への宅配ネットワークを保有する企業もベバンミル市場に参入、有名レストランの味を再現しながら価格を抑えた商品に力を入れている。9月20~22日は陰暦8月15日にあたる秋夕(チュソク)の連休だったが、帰省しない人向けに秋夕に必ず食べる料理を入れたお弁当が人気を集めた。

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週刊エコノミスト

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2021. 9.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20211005/se1/00m/020/059000c

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