韓国 新サービスで波立つ携帯市場(2007年3月12日 掲載)

海外ブランドの輸入開始となるか


迎ムドだが…


 


 


【ソウル】一部の海外ブランド携電話を除き、韓国国内企業がほぼ占する市場だった韓移動通信市場。通信技術がCDMAからHSDPA(High Speed Downlink Packet Access=新開の高速パケット送技術)に換した全ビスの開始を機に、2007年からグロバル通信社の進出が目立ち始めている。


 


 海外携電話ベンダは、市場進出するために韓の移動通信キャリアとの提携を急いでいる。さらに今年から情報通信部がMVNO(仮想移動体サビス事業者)の導入を本格的に究することを明らかにしたため、海外の移動通信キャリアも韓進出を狙っている。最大手キャリアであるSKテレコムがアメリカで通信網を借りて「ヒリオ」というブランドでサビスしているように、海外のキャリアが韓でもサビスできるようになるからだ。


 


 すでにノキア、ソニエリクソンは韓HSDPA事業者であるSKテレコム、KTFと組んでいる。ソニエリクソンはSKテレコムとHSDPA携帯発売を交をしている。SKテレコムの係者は「具体的な計が決まったわけではないが、製品開および通信網テスト期間を考慮すれば、早くても下半期に韓発売されるのではないだろうか」とみている。


 


 世界1位のノキアは昨年3月に役員が直接KTFを訪問し、HSDPA携帯発売について相談した緯がある。KTFは海外12の移動通信キャリアとHSDPAを共同購入する方針で、協議を進めている。KTFによると「世界的に有名なグロバル携電話製造ベンダらが加意向書を提出している」そうだ。


 


 携電話の買い替えや技術の成長速度が早い韓HSDPA携を先行して発売し、子をみてからグロバル市場で発売したいというのが海外携電話ベンダの思惑だ。


 


 しかし、世界市場で活躍する三星電子、LG電子も占市場を海外ブランドに明け渡すわけにはいかないと、アフタビスやマケティングを化している。


 


 日本と同じように、キャリアに従属するしかない流通構造のせいで海外の携電話が韓で成功する可能性は低いのではないかという意見もあるが、ユ迎している。海外ブランドが入ってくることで現在8-10万円はする韓の携電話端末が競でより安くなるのではないかという期待からだ。


 


 一方、移動通信キャリアは政策の面でも流通の面でも解決しなければならない課題が多いため、MVNOのサビスが始まったとしても海外のキャリアが韓に進出するのは難しいだろうと余裕をみせている。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)



BCN This Week 2007年3月12日 vol.1178 載] Link 

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