韓国・情報通信部 企業の情報化度合いを発表(2005年3月28日 掲載)

大手と中小企業の格差浮き彫りに


 


 


 


【ソウル】韓情報通信部は、2004年韓企業の情報化は100点点の51.3点、5段階評のうちの3段階目の企業情報化水準にとどまったと表した。今回の調査は、無作抽出した韓企業1000社を象に行った。


 企業情報化水準5段階評は、第1段階…機能情報化(個人業務電算化、ワド、エクセル)、第2段階…業務情報化(個別業務情報システム構築、MIS=経営情報システム)、第3段階…企業情報化(業務情報システム統合、ERP=統合基幹業務システム)、第4段階…企業間情報化(顧客および協力企業との電子取引、B2B、B2C)、第5段階…知識情報化(先進業務方式を活用、新しい業務方式創出、知識ポタル)──に分けられている。


 


 韓企業の情報化水準評は、01年49.84点、02年50.92点、03年51.2点と持的に向上しているが、企業間情報化格差は大きい。大手企業と中小企業間情報化格差は15.07点で、03年の16.63点に比べ小幅ながら縮まったが、民のデジタルデバイド以上に問題になっている。


 


 情報通信部は01年から、情報化予算が乏しい中堅企業にはERP構築支援、中小企業にはASP(アプリケションの期間貸し)で簡に情報化できるよう支援している。08年まで全中小企業の3分の1にあたる100万企業の情報化が目標で、04年末まで37万社を支援した。


 


 今年からはモバイルも化し、小企業や自業者のニズに合わせた多なソリュションと移動性を化したモバイルビジネスソリュションを提供しようと、「2005年中小企業情報化ASPソリュション充開事業推進計」を表した。今年の中小企業情報化支援事業象は50万社、モバイルを含めたASPソリュション普及に27億ウォンを支援すると表している。


 


 重点支援分野は、①業種共通ソリュション基盤充──中小企業での需要が多いERP、CRM(顧客情報管理)、グルプウェアソリュション全体または核心位モジュルのウェブサビス基盤ASPソリュション換、②共同活用位コンポネント(支い、認証、セキュリティなど)充──異業種間なビジネスソリュションで共同活用できる位サビスをウェブサビスで新規または換開、③モバイルASPソリュション標準プラットフォム構築──などとなっている。移動業務が多い中小企業の需要に対応し、m-ERPやm-CRMなどモバイルビジネスソリュションをASP方式に充。どんな端末環境からもサビスを提供できるモバイルソリュション標準プラットフォム構築をげている。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年3月28日 vol.1082 載] Link


 

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