韓国の移動体通信市場 SKテレテックに業界から逆風(2005年4月4日 掲載)

キャリアの端末市場支配に懸念の


 


 


 


【ソウル】韓移動体通信最大手、SKテレコム(SKT)の子社で携端末製造社のSKテレテックが国内市場での端末事業大を表後、存の端末製造各社から激しい抵抗を受けている。SKテレテックは今までSKT800MHzのセルラ端末を製造していたが、SKTの大的な支援で今年から競合社のLGテレコム(LGT)や韓通信フリテル(KTF)の加入者も使える1.8GHzのPCS(パソナルコミュニケションサビス)端末を製造すると表したからだ。SKテレテックの端末は韓の若い世代に人があり、スライド式携MP3携などをヒットさせた。機種更するためにナンバタビリティを利用してLGTやKTFからSKTへ携電話事業者をえるユも多い。SKテレテックは市場占を防ぐため、年末まで年間120万台しか販できないよう制限されている。しかし同社は、セルラだけが制限象でPCSはそうでないとし、海外市場進出のためにも国内市場でこれ以上規制されたくないと考えている。


 携電話ユ同好がネットで施した世論調査でも、68.8%が市場の自由競に任せるべきで特定企業を規制するのは正しくないと答えている。規制されているためSKテレテックの端末の値段は高く、結局その負担は消費者のものになっているという意見もある。


 


 SKテレテックは、韓国国内向けに新製品のラインアップを大幅に補し、社設立から最大規模となる年間10機種以上の先端端末を表する計を立てている。まず4月中に、SKTの子社が運している衛星DMB(衛星モバイル放送)用携をいち早く発売し、本格化し始めた国内DMB市場を先導していく略だ。端末製造業界では、「SKTがキャリアとしてコンテンツ市場も支配しているなかで、端末市場まで掌握してしまう可能性がある」と懸念している。


 


 韓では、KTFもKTFテクノロジズ(KTFT)という端末製造子社を持っており、自社用の携発売している。LGTはグルLG電子が端末を製造しているが、LGT用ではない。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年4月4日 vol.1083 載] Link


 

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