[ソウルの街角から] 24 土曜日の午後 (2004年3月22日 掲載)

 日本だと、「ドラマはこのチャンネルが面白くて、バラエティはここが最高」というようながあるのだが、TVはどこもたりったり。土曜日午後なんて、じコンセプトの番組したりする。それは「自局番組批判」だ。


 


 各局市民団体は「TV聴者モニター制度」をしている。えばドラマで、主人公がソウルだったはずが3あたりから釜山にすりわっているとか、りの間違った字幕れたとか、キャスタのコメントが不適切だったとか、お番組女性卑下する表現目立ちすぎるとか、ての番組し、しくチェックするのがモニタ役割だ。


 


 このモニター達指摘した内容放映し、自己批判しながら「より素晴らしい番組ってせます」というのが内容なのだが、この番組自体ちょっとおかしい。聴者達がけしからんと指摘した場面だけを編集し、「これが問題のあの場面です」といって親切にもう1度見せてくれるのだ。これって物凄聴率れる方法ではないだろうか。TVないでも土曜日午後、この批判番組にさえしておけば「あれた?」の話題についていける。


 


 「のソナタ」の4からBS放映されるドラマの「オルイン」も、聴率かったけど、この批判番組常連だった。ただでさえギャンブルきな国民性ぐだの、この不景海外ロケで膨大制作費浪費しただの、キスシンがすぎるだの、あれこれ非難対象になり、ドラマのストにも影響えた。


 


 のドラマは事前制作ではないので、聴者意見反映してストがどんどんわるケスがい。主人公ぬのもだめ、ありふれたハッピエンドでもだめ。ほとんどのドラマが現場でシナリオをもらい、そのしのぎの撮影をしているので、批判番組餌食になることが当然多い。


 


 こういった聴者意見TVのホムペジにある番組別掲示板にも自由める。聴者同士意見衝突してネット口論になることもしばしば。主婦向けワイドショなんかも、っぱらから胸丸出しの衣装たくないとか、広告くさい特番はやめてほしいとか、にいろんな意見せられるのだが、それをれるふりをしてまた土曜日午後、「あの問題衣装はこれです」とせてくれるからってしまう。聴者意見いてくれるのはいいけど、そこまでしなくてもね~


 


 


章恩 CHO CHANG EUN


 


BCN This Week 2004322 vol.1032 掲載Link 

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