週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ韓国  動くミッキーマウスが初来韓

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週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ

韓国 若者にブーム プチぜいたく品販売増=趙章恩

 韓国の最近のトレンドは「小確幸(ソファクヘン)」である。小さいが確実な幸せの略語だ。 村上春樹著『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』に出てくる造語だ。

 韓国は20年以上就職難が続き、物価は高騰、経済格差も広がるばかり。激しい競争社会の反動か、流れを逆行する20~30代の小確幸の若者が増えている。

 成功を目指して苦しむより、自分が好きなことをする。コンビニでちょっと高級なお弁当を買うとかペットと…

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週刊エコノミスト Onlineルドウオッチ韓 

動くミッキマウスが初韓=趙章恩20181210

 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20181218/se1/00m/020/020000c

韓国 50年ぶりに酒税見直し

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国内には2018年11月現在、4万店近いコンビニがある。人口対比店舗数は日本の1・5倍で、産業通商資源部によると売り上げは好調だ。商品を「1+1(1個買うと1個無料)」で販売したり、アプリの注文1時間以内に食料品を配達するなどサービスが充実しているためだ。

 輸入ビールの影響も大きい。数年前から、酒税の適用ルールの違いで国産より安く販売できる輸入ビールが、好みの組み合わせで500ミリリットル缶4~5本で1万ウォン(約…

残り315文字(全文525文字)

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2019. 7.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190716/se1/00m/020/066000c

週刊エコノミスト ワールドウオッチ韓国  若者にブーム プチぜいたく品販売増

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韓国 若者にブーム プチぜいたく品販売増=趙章恩



 韓国の最近のトレンドは「小確幸(ソファクヘン)」である。小さいが確実な幸せの略語だ。 村上春樹著『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』に出てくる造語だ。

 韓国は20年以上就職難が続き、物価は高騰、経済格差も広がるばかり。激しい競争社会の反動か、流れを逆行する20~30代の小確幸の若者が増えている。

 成功を目指して苦しむより、自分が好きなことをする。コンビニでちょっと高級なお弁当を買うとかペットと…

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週刊エコノミスト Onlineルドウオッチ韓 

若者にブム プチぜいたく品販売増=趙章恩20181015

 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20181023/se1/00m/020/022000c

韓国 孝行と特需に沸いた「父母の日」=趙章恩

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 今年も「オボイナル」(父母の日、5月8日)前後には韓国中の花屋、スーパー、コンビニに赤いカーネーションの花束があふれかえり、花を胸につけたお年寄りが家族と一緒に外食する光景をよくみかけた。

 韓国では1956年に5月8日を「オモニナル(母の日)」としたが、73年からは国の「各種記念日などに関する規定」によりオモニナルを「オボイナル」に変えた。オボイナルには母だけでなく、祖父母や両親に尊敬の念をもって親孝…


残り306文字(全文509文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2019. 5.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190528/se1/00m/020/066000c

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韓国 PM2.5防止に衣類保管家電=趙章恩

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 近年韓国は、健康被害が懸念される微小粒子状物質PM2・5に悩まされている。この物質が空気中に漂い、連日どんよりした天気で、テレビなどでマスクなしで外出しないよう呼びかけている。韓国環境部長は「分析の結果、韓国のPM2.5発生原因の80%は中国での排出」とし、中国側に抗議した。中国から風に乗って大量に流れてくるため深刻である。

 そんな中、衣類に付着したPM2.5を除去する衣類保管家電が注目され出した。「スタイラー」「エアドレッサー」「衣類洗浄機」などメーカーごとに名称は異なるが、タンスのような形で、中にコートや洋服をかけておくとジェットエアなどでPM2.5を除去後、フィルターに吸着させることで取り除く。家の中の空気も汚れない。

残り216文字(全文533文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2019.4 .

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190423/se1/00m/020/062000c


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韓国 LCCの韓日路線増加 訪日観光客1位に=趙章恩

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日本政府観光局によると、2019年1月の訪日外国人旅行者数1位は韓国で、77万9400人。2位の中国の75万4400人より多い韓国人が日本を訪問している。

 日本旅行ブームの理由は、円安で韓国より物価が安く感じること、親切で食べ物もおいしいこと。また格安航空会社LCCが増え、日本路線が充実してきた影響がある。

 韓国国土交通部は19年3月5日、新たにLCCを認可した。地方空港を拠点とするフライカンウォン、エアロケイ、仁川空港を拠点とするエアプレミアの3社である。

残り350文字(全文582文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2019. 3.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190326/se1/00m/020/031000c

韓国 1人世帯は過去最多 低い持ち家率問題に=趙章恩

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2019年1月、韓国国会は住居基本法改定案を公布し、20年時点の単身世帯の住居環境実態把握のための調査を行い、住居福祉関連政策に反映すると発表した。統計庁によると、18年末時点で住民登録している人口は5182万人、全世帯数は2204万2947。うち離婚や非婚による1人世帯は36・7%の808万5562で、過去最多。1人世帯が増える一方で住居政策は追い付いていないことが問題として浮上。統計開発院の調査では、15年時点で1人世帯は持ち家率が34%で、2人以上世帯の56・8%を下回り、所得の…

残り371文字(全文617文字)

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2019. 2.

-Original column

韓国 ペットのトラブル増で飼育ルールを厳格化=趙章恩

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韓国で2019年からペットの飼育ルールが厳格化される。大型犬を散歩させる際にはリードと口輪が必須になり、違反した場合は罰金300万ウォン(約30万円)を科せられる。

 韓国では、「ペット」ではなく生活を共にする存在との意味を込めて「伴侶動物」と呼ばれている。大手銀行のKB金融グループが18年12月に行った調査によると、成人の25%が伴侶動物を飼育しているという。そのうちの75%が犬ということもあり、飼育ルール厳格化の影響は大きい。

 背景にはペットに関連したトラブルの増加がある。韓国消費者保護院によると、犬にかまれて飼い主とトラブルになったケースは、14年の676件から17年は1408件に増加した。


残り278文字(全文580文字)

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韓国 動くミッキーマウスが初来韓=趙章恩

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今年で90歳のミッキーマウスがソウルを初訪問した。米ウォルト・ディズニーとソウル市の協力で、11月28日から12月1日まで「ミッキー・イン・ソウル」キャンペーンが開催された。韓国では、「世界でもっとも愛されるセレブリティー、ミッキーの初来韓」として盛り上がった。市役所周辺のデジタルサイネージには数カ月も前からキャンペーン映像が流れたほどだ。

 韓国にはまだディズニーランドがない。テレビではウォルト・ディズニーのアニメを放映し、ディズニーショップではグッズを販売しているのでなじみ深いキャラクターではあるが、動くミッキーマウスを韓国で見るのは初めてだ。ミッキーは滞在中、市内の名所を訪問して市民と触れ合い、市職員らと一緒に低所得者層の子供たちに渡すクリスマスプレゼントをラッピングするイベントに参加、映画館ではファンミーティングも行った。

残り221文字(全文591文字)

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週刊エコノミスト

2018. 12.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20181218/se1/00m/020/020000c

韓国 即席めん消費量世界一 新商品多く競争熾烈=趙章恩

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 世界インスタントラーメン協会によると、2017年に世界で最もインスタントラーメンが売れた国は中国で、2位インドネシア、3位が日本だった。だが、1人当たりの消費量では年間73・7個食べていた韓国が世界1位だった。

ワールドウォッチ

 世論調査会社の韓国ギャロップが韓国人1001人を対象に行った調査でも、74%が「直近1カ月間に1回以上インスタントラーメンを食べた」と答えている。韓国では、自宅で調理する袋入りインスタントラーメンが人気で、毎月のように新商品が登場して熾烈(しれつ)な競争を繰り広げている。

 韓国ギャロップの調査によると、不動の人気ナンバーワンは「辛ラーメン」。辛ラーメンは輸出も好調で、米国での売り上げは15年の6000万ドル(約68億円)から17年の7600万ドルに伸びている。これに対して近年人気が高まっているのが、2位の「ジンラーメン」だ。老舗食品メーカー「オットゥギ」が製造販売している。同社は社員を大事にする、利益を社会に還元する会社として知られ、若者の間で「ガットゥギ」(神様…

残り268文字(全文719文字)

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2018. 11.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20181120/se1/00m/020/020000c