韓国CM REPORT – ロッテ – Rain(ピ)




Rain(ピ) プロフィール


1982年6月25日生まれ。


184cm74kg。本名はジョン・ジフン。ピは「雨」という意味。歌も踊りも最高だけど、ドラマ『サンドゥ、学校へ行こう』、『フルハウス』、『このろくでないの恋』、映画『サイボーグだけど大丈夫』で見せた演技変身のおかげで幅広い年齢層のファンを抱える万能韓流スター。長い無名生活を経て2002年デビュー以来、毎年、歌謡大賞、演技大賞を受賞している実力派。アジアはもちろん、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパでもライブ公演のチケットはすぐ売り切れるというスーパースターとして活躍しているエンターテイナー。好きな食べ物はサムゲタン。


 





今日のお茶[2]



出演

Rain(ピ)
放映日

2007年2月

ピが登場する「今日のお茶(オヌルチャ)」CMの別バージョンです。CMのセリフや内容は従来と同じですが、違う角度からのピをご覧ください。ほどよい筋肉質の腕をのばしてボクサーの真似をしたり、鏡の前でブルース・リーのあの表情を真似たり、お茶目なピの朝を覗いてみませんか? 過剰な筋肉は暑苦しいけど、ピのこのムダのないスレンダーなボディーと長く伸びた腕と脚は、見ていると気分がすっきり! すがすがしい気持ちになってしまいませんか?


等身大のピのパネルは、韓国各地のロッテ免税店にも置いてあるので、記念撮影しませんか? 「ピって私より細くていや~」と、思わず並んで立つのを拒んでしまいそうですが。。。。「今日のお茶」には、ダイエットに効果的といわれるLカルニチンが、370ml中に20mg配合されているので、どんどん飲んでピより細くなって並んで記念撮影するのを目標にしてもいいかもしれません。^^


ワールドツアーのキャンセル騒動から早く立ち直って、いつものシャイだけど明るくかわいいピに戻ってほしいものです。CMを見ながら応援しましょう~

 – BY  趙章恩

Link

http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200702_2&dr=drink


韓国CM REPORT – ロッテ – ホ・イジェ






ホ・イジェ プロフィール


1989年2月19日生まれ。


165cm、45Kg。東国大学演劇映画科在学中。ヨン様がいるBOFの所属。色白で人懐っこい大きな目が清純で魅力たっぷりの彼女は、高校時代からモデルとして数々のCMに出演し、「あの子は誰だ?」と話題になった。2006年、キム・レウォンと共演した映画『ヘバラギ(ひまわり)』で注目されはじめ、ドラマ『宮S』でセブンの相手役に抜擢された。よく、キム・テヒに似てると言われるそう。次世代スターとして最も注目されている女優のひとり。特技は韓国舞踊。



リーフパイ



出演
ホ・イジェ
放映日
2007年2月

新人女優のホ・イジェが最高のリーフパイを求めて東京にやってきました。「最高の味を求め、あちこち裏道を探せる人なら、絶対このリーフパイを気に入るはず」、「初めて出会う葉っぱ模様のパイ、ロッテリーフパイ」、「サイサイマシッゲ(間と間においしく)ロッテナインウェル」といったセリフの中でも耳に残るのは「マシッゲ」ですよね。「マシッソヨ」は「おいしいです」という意味で、「マシッゲ」は「おいしく」という意味です。応用して「マシッゲソヨ」といえば、「おいしそうですね~」の意味になります。CMからひとつ、いいフレーズをキャッチしましたね。また「サイサイ」は、「サイサイのサイのチングサイ(友達の間)、ジャメサイ(姉妹の間)」という時のサイで、みんなと仲良くおしゃべりタイムには欠かせないデザートということです。


海外ロケCMは韓国でも珍しくなく、日本各地でも撮影されています。ドラマやミュージックビデオには、北海道の壮大な自然がよく登場しますが、特に東京の新宿の高層ビル街や電気街、渋谷駅前は常連ともいえるロケ地で、「東京に行ったらまず新宿西口に行って都庁の展望台に登り、渋谷の人込みの中を歩いてみたい!」と憧れる女性も多いんです。筆者も新宿東口で撮影中のチャン・ドンゴンを目撃したことがあり、今でも自慢のネタにしているほどです。東京で韓流スターに会える可能性もかなり高いですよ。


ホ・イジェが東京まで探しに来た、サクサク感がたまらない葉っぱの形をしたリーフパイ。何重にもなったパイの上に、甘くてこくのあるメープルシロップがかけられていて、スーパーやコンビ二で売っているお菓子じゃないような深い味がたまりません。日本ではおなじみのリーフパイも、韓国では2007年1月に初めて登場しました。まだまだスイーツの種類は少ない韓国ですが、日本よりも甘さ控え目のさっぱり風味が多いので、意外なおいしさを体験できるはずです!

 – BY  趙章恩

Link
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200701&dr=food

韓国、低所得層だけの携帯通信費割引実現へ

韓国の通信政策を担当する省庁の放送通信員会は思い切った方針を発表した。韓国の家計消費に占める携帯電話料金の割合はOECD加盟国の中でもトップという調査結果と、低所得層の家計通信費のうち、携帯電話料金がもっとも大きな負担になっていることを鑑みて、政府から生活補助を受けている基礎生活受給者137万人全員とワンランク上の低所得層(1人あたり所得額が最低生計費の120%以下)236万人に対する携帯電話料金の割引幅を大きく増加させるというものだ。

 元々、基礎生活受給者は携帯電話の基本料と通話料を35%割引してもらっていたが、これからは基本料は全額免除、通話料は50% 割引される。ワンランク上の低所得層は特に割引が適用されなかったが、基本料と通話料が35%割引される。KTFとLGテレコムは3万ウォン(約3000円)、SKテレコムは5万ウォン(約5000円)かかる加入費はどちらも全額免除される。


 携帯電話だけでない。保健福祉部と放送通信委員会の協議で、基礎生活受給者と低所得層が全ての通信料を割引してもらうための手続きも大幅に簡素化される見通しだ。今も手続きが複雑で基礎生活受給者の中で7万3000人だけが割引を適用されているからだ。


 固定電話も基礎生活受給者に中で65歳以上、18歳未満人には提供される。加入費、基本料免除、市内通話225分、市外通話225分無料となっている。有線ブロードバンドは利用料の30%、

 この処置により携帯電話の割引金額は合計年間59億ウォン(約5億9000万円)から約5050億ウォン(約550億円)に大幅拡大されると放送通信員会は推定している。早ければ2008年10月から携帯電話事業者の約款改定を経て割引が適用される。

また中古携帯電話端末の売買も拡大していくという。現在、中古端末はオークションや一部代理店でしか手に入らず、そのほとんどが廃棄されている。韓国人が1台の携帯電話機を使い続ける期間は1年未満という調査結果もあるように、新製品と変わらない端末が捨てられているのだ。個人情報保護のためという名目もあるが、3G以降はチップを差し替えるだけでいいので、もっと中古端末の流通を増やして行くというのは、低所得者の経済負担を減らす以上に、環境問題への対処としても望ましい方策といえる。


 割引は、低所得者向けにとどまらない。冒頭に紹介した放送通信委員会の方針では、一般国民の通信負担を緩和するために、セット販売の割引幅をもっと大きく伸すよう求めている。政府はできれば1世帯当たり10万ウォン、約1万円の割引効果があるようにするという。


 通信費を割引してくれるのはいいことだ。しかしその財源は政府の懐からではなく、携帯電話会社の負担になっている。携帯電話会社は低所得層の料金を割引してデジタルデバイドをなくすという目的には共感しながらも、企業としては収益性の悪化につながるだけである点が懸念されている。


 競争の結果として、自律的に料金が下がるなら話は別だが、今回のケースは、政府の指示に沿って一斉に割引をしなくてはならない。しかも、割引額の5050億ウォンは全て携帯電話会社の負担。せめて、割引によって発生する負担を携帯電話会社が負担する代わりに、政府も携帯電話会社に納付を義務づけている情報通信振興基金(携帯電話事業者と通信社は売上の0.5~0.75%を基金として納付し、これを国家の通信R&D予算として使っている)への拠出額を減らすとか、何らかの処置が必要なのではないかという声もあがっている。


 実際には、負担を相殺するような措置はとられないので、携帯電話会社は5050億ウォンもの負担を抱えるしかない。その結果、当然一般加入者に対する割引幅を抑えて減収要因を減らそうとするだろう。こうなると、加入者全員へ行き渡るはずの李明博(イ・ミョンバク)大統領の通信費割引公約は、低所得層の機嫌を取るだけで終わってしまいそうだ。専門家らは、「これからどんどん物価は上昇する。その度に低所得層に割引してあげるつもりなのだろうか。交通費も割引して食費も割引して。このままでは色んなところから割引の要求が出てくる」と懸念している。


 米国からの牛肉輸入問題で支持率が落ちっぱなしの李大統領。これで支持率挽回になるといいが、「こんなことで国民の機嫌を取れると思うなよ~」と厳しい意見の方が多いのも事実だ。国民みんなにメリットが行き渡る通信費値下げが登場することを期待したい。

(趙 章恩=ITジャーナリスト)

日経パソコン
2008年7月3日 

-Original column
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080703/1005728/

韓国CM REPORT – ロッテ – Ara



Ara プロフィール


1990年2月11日生まれ。


169cm、体重45kg。2003年、BoAや東方神起などの有名アーティストが所属している大手芸能マネージメント会社SMエンターテインメントが主催した青少年ベスト選抜大会で大賞を受賞、中学生を主人公にしたドラマ『バンオリム(四捨五入)』でデビューした。キラキラ光る目と10代とは思えない成熟した演技が魅力。お父さんは軍人で家庭では厳しく育てられたらしく、ドラマの撮影現場でも軍人のようにキビキビしているとか。ドラマ『雪の花』では、涙を流すシーンを撮影する時に監督から「涙出そう? 大丈夫?」と聞かれて、「はい! 今出します!」と答えて、すぐ涙をぽろぽろ流したというすごいエピソードもある。日蒙合作映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』で日本でビュー。写真集『Ara in Rome Ara×篠山紀信』も発売された。特技はフルート。





アイラク



出演




Ara

放映日




2007年3月

透明な容器に入った低炭酸飲料水アイラク。一度見ると「ボイラクマルラ~クア~イラク」のCMソングが耳から離れない! これは韓国の口伝童謡のメロディーで、元は「オルレリコレリ~」という人をからかう時に使う歌です。アイラクのCMでは、その替え歌で「見えそうで見えないア~イラク」と歌っています。Araのスカートがめくれそうになるとアイラクが登場して見えなくなるので「見えそうで見えない」のですが、本当におもしろいCMだと大好評。Araの愛嬌たっぷりの表情もかわいくて、おかげでアイラクの人気も上昇しています。動画投稿サイトにはCMのAraを真似た動画もたくさん投稿され、盛り上がっています。Araは記者たちの間で写真より実物の方が断然きれいな女優と言われていますが、CMでもこんなにかわいいのに実物はさらにかわいいってこと? 一体どんだけの美貌なんでしょうか? 遠目でいいから見てみた~い!


アイラクは蜂蜜と果物に入った天然甘味料を使った低炭酸飲料で、りんご、グレープ、オレンジ、パイナップルの4つの味が楽しめます。LOHASブームで炭酸飲料は健康の敵と思われがちですが、あえてフルーティーな炭酸飲料を発売したのはやはり韓国人の生活習慣と関連があるのかもしれません。ちょっと消化不良かな? と思ったり、リフレッシュしたい時は炭酸を一気飲みしてお腹の底まで刺激を与えてスッキリ! 韓国では、そういう飲み方もあるからです。炭酸を飲むとのどがチクチクして、カラカラになっていたのどがスッキリきれいになるような気分になりませんか?


アイラクとは「私の一日の楽しみ」というコンセプトの飲料水で、「I like carbonate(私は炭酸飲料が好き)」の略でもあるそうです。これまたおもしろい発想ですよね。

 – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200703_2&dr=drink


韓国CM REPORT – ロッテ – チョ・インソン




チョ・インソン プロフィール


1981年7月28日生まれ。


187cm 72Kg。ソウルの東の外れにある下町出身で、中学生の頃からそのカッコよさから地元では有名人だったとか。1998年カジュアルファッションブランドのモデルにスカウトされ芸能界入りした彼はドラマ『バリーでの出来事』、『星を射る』で日本でも有名な韓流スターになった。


美少年キャラに止まることなく悪役やコメディーなど幅広いジャンルの映画に挑戦している。趣味は帽子集め、特技はバスケとテクォンドー(公認4段)。権威ある百賞芸術大賞をはじめ、数々の映画賞で毎年、最優秀男優賞、人気賞を受賞している実力派。2008年はなんと同性愛をテーマにした時代劇映画に出演する予定。


 





2%足りない時



出演




チョ・インソン

放映日




2007年3月

彼女と一緒にいながらも他の女性をわき見する彼。「君は水だけで生きられるのか?」と言い訳する姿もかわいい~。韓国ではチョ・インソンをきっかけに「美しい男性」メトロセクシュアルブームが始まったほどで、白いシャツ一枚でここまでかっこよくなれる人はいないでしょう。筋肉もりもりよりスレンダーな長身に白い肌、やわらかくもやさしい雰囲気のチョ・インソンと「2%足りない時」はとても似合います。


水だけでは補えないものがあるというコンセプトの「2%足りない時」はカロリー控え目のニアウォーター。炭酸飲料は嫌だけど、水やお茶では物足りないという人にはぴったりの飲み物です。ピーチ味とレモン味の2種類があり、ボトルもおしゃれになりました。男女のラブストーリーを軸にクライマックスだけドラマ仕立ての広告にして「愛はいつものどが渇く。二人には何が起きたのだろうか。この続きはインターネットで」、というCMシリーズが大人気でした。

 – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200703&dr=drink

政治家の悪口を61回書き込んだ常習「悪プラー」に実刑宣告

インターネットに政治家の悪口を61回書き込んだ58歳のネットユーザーが常習的な「悪プラー」であるとして懲役5カ月の刑に罰せられることになった。この男性は過去に同じ罪で刑事処罰も受けていたため、「再犯」に当たる今回は実刑を宣告された。なお、韓国では悪プラーとは悪意のこもった書き込みやコメントを書き込む人のことを指す。

 しかし、ネットで政治家の悪口を書いたことがそんなにいけないことなのか、この判事の論理からすると、政治家を賛美する内容以外書き込むなということにしかならないと猛反発が起きている。政治家や政治の批判と悪口は紙一重。書き込む側と受け取る側の温度差がありすぎるからだ。


 この58歳の男性は2007年からにイ・ミョンバク当時大統領候補をはじめ、国会議員らに関する虚位の情報を書き込んだのが罪に問われているわけだが、この男性が書いたとする悪口は大体、笑っている写真の下に「こんなに経済は苦しいのに笑っている場合か」と書き込んだりとか、「国のことを心配するより自分のことを先にどうにかしろ」とか、悪口といえば悪口だけど、普通に誰でもこれぐらいは言っているじゃない?と思ってしまう。


 韓国の選挙法によると、選挙日180日前から選挙日までは候補や政党を支持する、または反対する書き込みをしてはいけない。この男性は選挙運動をしてはならない時期なのに自分が支持する候補のことを書き込んだり、他の候補や政治家の悪口を書き込んだりしたので選挙法違反ということになった。しかし、この男性は別に政党の職員でもなく関係者でもなかった。純粋に特定候補を支持する気持ちから選挙法のことを知らずに書き込んだのかもしれない。


 韓国では何人もの芸能人が悪プラーの書き込みに傷ついて鬱になったり、自殺にまで追い込んだりされている。しかし、この類の悪プラーはその数の多さから、犯人を特定できないということで捜査もあやふやになり、つかまった何人かも罰金刑ぐらいで刑務所に入ることもなく終わってしまった。被害者はいるのに加害者はいない(正確に言えば特定できない)のが悪プラー問題なのだ。


 例えば、今もっとも悪プラーに悩まされている芸能人は先日、結婚を発表した、日本でも人気の高いクォン・サンウだろう。


 結婚自体はとてもおめでたいことなのだが、その相手が気に入らないと、結婚相手である女優が付き合っていた男性芸能人の名前を書き込んだり、どこで見つけたのか過去の写真などを掲載したりといった悪意のある個人攻撃が収まらない。クォン・サンウ本人ですら、結婚を発表すれば悪プラーに悩まされることは予想していたとインタビューで答えているほどだ。クォン・サンウとその結婚相手を苦しめている悪プラーはどうなる?誰が見てもこれはひどすぎるという内容の書き込みが数千件を超えている。これは表現の自由だから構わないとするのだろうか。


 驚いたことに、悪プラーに悩まされている業種の一つに病院があるという。医者の態度がデカイ、看護師が不親切、整形手術をしたけど結果が気に入らない、治療費が高い、などなど。いろんなことに文句をつけては、あちこちの掲示板に名指しで「●●病院は利用するな」と書き込む人が出始めると、実際にピタリと患者が来なくなるという。その情報が事実かどうかはあまり論証されず、病院の悪プラーについては、ユーザー側からは病院にも心当たりがあるのではないかという風に思われている結果だ。でも、これらの悪プラーは営業妨害に問われない。


 政治家の悪口を書いた「悪プラー」は逮捕され、刑務所行きということが現実に起きている。でも、政治家だって心当たりがあるのでは?善良で誠実に国民のために働いているのに悪口を書き込まれたと怒れるのか?同じ悪口でも政治家や大統領の悪口となると、目の色を変えてけしからんと刑務所に送り込むとは、公平ではない気がする。表現の自由が尊重されているからといって、何でも自由にはならないことは理解しているが、誰の悪口を書くのかによって、「表現の自由」という言葉がばらばらに解釈されるというのはおかしいのではないかと思う。


 おっといけない。こんなことを書くと、私も悪プラーと思われるかもしれない。

(趙 章恩=ITジャーナリスト)

日経パソコン
2008年7月30日 

-Original column
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080730/1006490/

韓国CM REPORT – ロッテ – チ・ジニ


チ・ジニ プロフィール


1971年6月24日生まれ。


178cm71kg。写真家出身で1999年ミュージックビデオや広告に出演したのをきっかけに芸能界入り。2002年フジTVの日韓合作ドラマ『ソナギ』に出演し、2003年ドラマ『チャングムの誓い』で大ブレイク。2004年11月、6年付き合った彼女と結婚、1男の父でもある。2007年ソ・ジソプと共演したドラマ『カインとアベル』が放映される予定。野球好きで試合は勝たなくてはならないというポリシーを持っているため、野球をしているときは野獣に変身するという。チ・ジニという名前はジジン(地震)と発音がそっくりなので小学生の時友達にからかわれジ・ゴンヒに改名したこともあったけど、やっぱり自分の名前が好きなのでチ・ジニの本名を使い通すことにしたというエピソードもある。


 





キシリトール



出演




チ・ジニ

放映日




2007年2月

韓国ではキシリトールではなく「ジャイリトール」といいます。フィンランドなど北欧産の白樺や樫の木を使ったおなじみのロッテガムは、韓国でも定番、常備薬のようにオフィスでも学校でも家庭にも車の中にも必ず置いてあります。匂いが強い韓国料理だけに食後のガムは欠かせません。韓国でもガムといえばロッテ、市場の3分の2を占めています。その中でもキシリトールが清涼感や虫歯予防という機能性から最も好まれています。


韓国のガム好きは世界一かもしれません。レストランでもガムを配っているし、みんなお口直しに飲み物や飴よりガムを選びます。風船が割れるような音を立てながらガムを噛むのも韓国人の得意技です。うるさくガムを噛むのはマナー違反かもしれませんが、このガムの咬み方は独特ですよ。


チ・ジニは「フィンランドの子供達の笑顔がかわいいのはキシリトールで虫歯を予防しているから?」という疑問を博士に相談します。チ・ジニに「虫歯予防にはやっぱりロッテのキシリトール」と薦められるとすごく信頼できてしまうのはなぜ?


広告に登場する「フィーバー!」はフィンランド語で「よくやった!」という意味だそう。チ・ジニはドラマ『チャングムの誓い』で見せた誠実な姿で一気にスターに。「結婚したい理想の男」を聞かれると迷わずチ・ジニと答える女優も多かったですね。2004年の彼の結婚では多くの女性が涙を流しましたよ。

  – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200702&dr=food

韓国CM REPORT – ロッテ – Rain(ピ)


Rain(ピ) プロフィール


1982年6月25日生まれ。


184cm74kg。本名はジョン・ジフン。ピは「雨」という意味。歌も踊りも最高だけど、ドラマ『サンドゥ、学校へ行こう』、『フルハウス』、『このろくでないの恋』、映画『サイボーグだけど大丈夫』で見せた演技変身のおかげで幅広い年齢層のファンを抱える万能韓流スター。長い無名生活を経て2002年デビュー以来、毎年、歌謡大賞、演技大賞を受賞している実力派。アジアはもちろん、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパでもライブ公演のチケットはすぐ売り切れるというスーパースターとして活躍しているエンターテイナー。好きな食べ物はサムゲタン。


 





今日のお茶



出演




Rain(ピ)

放映日




2007年2月

2007年2月に放映されたCMで、まるでピの日常を盗み見するような気分になります。さわやかな朝、鏡に向かってボクシングの練習をするピ。その鍛えられた体はカロリーゼロの「オヌルチャ(今日のお茶)」のおかげだそうです。ピのつるつるのお肌とベビーフェイスも「今日のお茶」をたくさん飲んでいるからかもしれません。ピのセリフは「私は水を飲みたい時、今日のお茶を飲みます。ケツメイシ、黒豆、玄米、ドゥングレ、いいものだけ選んで入れてるから、いいね~しかもゼロカロリー」、「君を僕の水に任命する。今日のお茶」。キャ~、「君を僕の水に任命する」のところで「私も何かに任命して!」と画面に張り付きたくなりませんか?


ピの影響があってか、韓国のコンビ二で最も人気の高い飲み物といえばやっぱり「オヌルチャ(今日のお茶)」。きれいな花柄のアルミペットボトルに入っています。高品質の穀物と緑茶、紅茶、ウーロン茶、玄米茶、どくだみ茶などに含まれた健康成分の抽出エキスと、脂肪燃焼に効果的なLカルニチンを配合したプレミアム健康茶で、ダイエット中の女性向けに発売されました。すっきりした味わいで韓国料理にもっともよく合います。アルミ容器なのでより新鮮なうまみを保護できるだけでなく、容器のまま温められるので冬は暖かいお茶が飲めるのも特徴。黄色のとうもろこし茶、茶色の麦茶、緑の混合茶の3種類があります。とうもろこし茶は韓国産の厳選されたものをよく炒り香ばしく、麦茶は韓国産高級麦を使い家庭で飲む素朴な味を最大限引き出しました。注目すべきは混合茶で、プーアール、玄米、黒豆、マテなど健康素材21種を配合して飲みやすくしました。韓国に来たら、まずは「今日のお茶」でほっと一息ついてみませんか?

  – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200702&dr=drink

きれいな引き際、韓国のビル・ゲイツ

6月27日、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏引退ニュースは韓国でも大変な話題となった。財閥経営を守るため、あの手この手で法律の抜け道を探し、長男に経営権を渡そうとしていたことで、サムスングループ李会長の裁判が行われようとしていた時期だけに、ビル・ゲイツ氏の引退を「美しい引退」と韓国のマスコミは褒めちぎった。

 ビル・ゲイツ氏もサムスンの李会長も自分の会社を世界ナンバーワンに押し上げた実力の持ち主である。それが一人は惜しまれながらも自分の意思で引退し、一人は脱税疑惑から世論のせいで仕方なく経営から身を引くことになってしまった。


 しかもゲイツ氏は飢餓とエイズ退治のため、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて多額の寄付活動をしてきた。「飢餓や死に比べれば、誰がどんなOSを使うのかなんてどうでもいい問題だ」と発言したこともあるほど、寄付に熱心で、世界一のお金持ちになれて嬉しいのはたくさん寄付ができるからだという発言通りの活躍をしてきた。引退後も世の中をより豊かにするための活動に専念したいとしている。


 オーナー一族の豪華な生活ぶりは世界のどこの金持ちにも負けないけど、寄付や社会貢献のようなことにはせこい韓国財閥にとって、ビル・ゲイツ氏の寄付活動は耳が痛い話かもしれない。ゲイツ氏のように53歳で引退だなんて、韓国の財閥にはありえない話だ。もう体が動かないという歳になるまで残っているのが普通だ。オーナーが経営権を握りカリスマを発揮していた方が、組織管理も会社の経営も上手くいくと考えられているのかもしれない。


 韓国ではゲイツ氏の独特な習慣についても大きく報じられていて、一日18時間以上働き時間を無駄にするのが大嫌い、気に入らない発言をした人に対してはそれが重役であろうと徹底的に反撃して罵ったり、会議中に怒りを抑えきれずドアを蹴飛ばして出て行ったとか、毎年必ず別荘に閉じこもり一人になる「Think Week」を持つとか、競合相手を徹底的に踏み潰す戦略でここまで来たとか、天才らしいというかオーナーらしいというか、お人好しではなさそうだといったことも書かれていた。

ワーカーホリックでもあるゲイツ氏が53歳で経営から引退、というか30年間金を稼ぐことばかり気を使っていたので、これからは金をどうやって使うかということに専念する第二の人生を歩み始めるということだ。ビル&メリンダ・ゲイツ財団の資産規模は261億ドルにも達する。


 アメリカの大富豪であるウォーレン・バフェット氏もゲイツの財団に300億ドル相当の寄付をすると発表した。「ビル・ゲイツの素晴らしい実力なら世界の飢餓と福祉問題を解決できるだろう。人類の福祉のためにもっとも効率的に富を活用できる人」というのが寄付のきっかけだそうだ。ビル・ゲイツも経営能力を生かして福祉分野で貢献したいという気持ちなのだろう。でも寄付活動は独占、寡占しないでみんなで仲良くしてほしいものだ。


 ゲイツ氏に似たようなCEOの事例を韓国で探すのは難しいが、一人だけあげるとすれば、アン・チョルス氏だ。医学博士からパソコンの病気を予防する医者になりたいと、ウイルス退治プログラムを作るベンチャーを立ち上げ、今では日本にも支社があるアンラボの元CEOだ。2008年で開発20周年を迎えるV3というアンチウイルスソフトは、韓国人なら誰もが知っているソフトでもある。


 40代でCEOを引退してアンラボ議事会(日本企業の取締役会に当たる)の議長になることで経営から一歩身を引き、アメリカに3年ほど留学してMBAを取得、今では韓国中の秀才が集まるというKAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)の教授になった。経営のことをもっと勉強して迷える新米ベンチャー社長を助けてあげたい、そのために勉強をしなおして教授になったというから、これも社会貢献の一つだろう。大統領諮問委員にもなり、ITベンチャー復興のための講演会やイベントン積極的に顔を出している。最も尊敬するCEOとしていまだに名前が登場するほど、韓国では有名な人物である。


アン・チョルス元CEOをインタビューした時の印象は、当時から社長というより教授という感じで、声も静かで穏やかな人だった。韓国のベンチャー社長といえば、ほとんどが声もでかくて何かとそわそわ忙しく、話を膨らませる傾向が強く、インタビュー中もしょっちゅう電話だとか、来客だとかで落ち着きのない印象があったのだが、アン・チョルス氏の場合は、隣に座った広報担当が社長の代わりにぺらぺらと話し、当の社長はニコニコ微笑んでいるだけという、なんとも韓国の社長らしくないところがあった。CEOになって金持ちになるのが最終目的ではなく、やりたいことがまだまだいっぱいあるからあっさり経営から手が引けたのかもしれない。


 韓国はまだ発展途上中だから貧欲でいいのだと話す人もいるが、会社の金を自分のお小遣いと勘違いするCEOがいなくならない限り、これ以上の発展は難しいのではないだろうか。韓国ではある有名ベンチャーの社長が自分の彼女を非常勤取締役にして、あいた口がふさがらないほど巨額の報酬を与え、その後結婚したというニュースから、株主が一騒動起こしたことがある。


 会社の経営は傾くばかりなのに、会社の金と役員という地位で女性を口説き、設立者で大株主というだけでCEOの座に居座っているなんてどういうことだという話だった。このCEO、持ち株を売れば一生食べていける以上の大金を手に入れられる。経営に関心がないならさっさと引退して、夫婦で楽しくお金を使えばよかったのだ。引退してほしい人ほどしぶとく生き残る。

(趙 章恩=ITジャーナリスト)

日経パソコン
2008年7月9日 

-Original column
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080709/1005852/




 

韓国CM REPORT – ロッテ – ハ・ジウォン


ハ・ジウォン プロフィール


1979年6月28日生まれ。


168cm46kg。本名ジョン・へリム。芸名のハ・ジウォンは事務所社長の初恋の名前だとか。2000年デビュー作の映画『真実ゲーム』ではものすごい演技派新人が登場したと騒がれたほどの、独特のオーラの持ち主。ドラマ『チェオクの剣』『バリでの出来事』でスターになった。『色即是空』『愛しのサガジ』『恋する神父』『デュエリスト』『1番街の奇蹟』など出演した映画もすべてヒット。趣味で始めたゴルフはシングル、乗馬もプロの腕前。


 





ロッテカード



出演

ハ・ジウォン
放映日

2006年11月

世界中どこにいてもサイフの中にロッテカードがあるだけで頼もしい、という内容のCMで、ハ・ジウォンのいろんな表情を見ることができます。ドラマとはまた違ったフェミニンで甘いオーラを漂わせるハ・ジウォンの姿から目が離せなくなり、何度もリプレイしてしまうはずです。韓国では彼女のことをよく「サンクムハダ」と表現します。「すがすがしくて見ていて気持ちいい~」という意味のこの表現は、本当にピッタリですよね。


彼女は若手演技派女優の中でもずばぬけて演技力があり、役によって大変身できると賛辞が絶えません。日本でも放映された朝鮮時代の警察を描いたドラマ『チェオクの剣』では、タレントを辞めて武術の世界に入ってはどうかと勧められたほどの才能を発揮し、朝鮮時代有名な芸者であり詩人でもあった黄真伊(ファンジニ)の人生を描いたドラマ『ファンジニ』では、韓国舞踊の大先生が愛弟子にしたいと惚れ込んだほどきれいな踊りを見せてくれました。物覚えが早く頭がいいのでセリフを覚えるのもあっという間、スポーツ好きで体力もあり精神力も強く、徹夜が何日続いてもびくともしない女優でもあります。『ファンジニ』の撮影では、ハ・ジウォンの撮影を見守っていたマネージャーとスタイリストが過労でダウン、彼女が逆にお見舞いに行ったほどでした。子役やエキストラの一人ひとりにも気配り上手で、「演技は初めてという子役も彼女の前では緊張せず、スラスラとセリフが言えるから不思議よね~」とシナリオ作家が感嘆したというエピソードがあります。今度はどんな作品で私達を驚かせてくれるのでしょうか? ハ・ジウォンの次の作品が待ち遠しいですね。

  – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200611&dr=other