韓国のデジタル製品動向 三星テックウィン 2010年デジカメで世界1位狙う

三星グルプの合力生かす


 




【ソウル】三星テックウィンはデジタルカメラ事業で世界1位に到達するための略を本格的に推進すると表した。カメラ事業部の社員約500人は11月、三星電子の水原(スウォン)電子地に建てられた7934平方メトル規模の「デジタルカメラ棟(仮)」に入居を終えた。これにより三星電子との協力係を化し、デジタルカメラ事業の一流ブランド化を早期に達成するためにを繰りげるとしている。


 


 今回の三星テックウィンのデジカメ世界1位奪取略は、三星電子との協業シナジが土台となっている。三星グルプが作るデジカメであるというブランド力やマケティング力をうまく活用しながら「デジカメの文化を創り出してリドする企業」となることを目標にしている。三星グルプは、支援策のひとつとして三星電子デジタルメディア社長を三星テックウィンのカメラ事業部門長に選任するなど異例の人事異動も行している。三星テックウィンはデジカメ市場の持的な大と高級化志向に対応して2008年上半期に第2世代プレミアム製品であるNV2シリズとDSLR(デジタル一眼レフカメラ)など合計14機種の製品を発売する。こうした施策により、08年には上高2兆2000億ウォン1750万台、2010年には上高3兆5000億ウォン2800万台を達成してキヤノン、ソニなどをいて世界1位になるという計表した。


 


 三星テックウィンの06年の績は上高1兆1640億ウォン840万台、07年は上高1兆3000億ウォン1110台と推定されている。三星テックウィンの係者は「三星電子の存製品などとデジカメの連携を化し、三星電子製品とのシナジー効果を追求する」としながら「08年のデジタルカメラ事業の上目標は2兆2000億ウォン、多少攻的に捉えている」と語っている。


 


 また、三星電子とより緊密な係を築くことでグロバル市場での地位も高めたいとしている。07年8月から三星電子と提携し、三星電子が持つ約150か所にのぼるグロバル点を活用して流通を化する。デジタルカメラには三星電子のデジタル製品と同じネットワク規格を搭載し、AV機器、ホムシアタなどの連携や統合制御機能を化することで、三星グルプ製品間のシナジー効果を一層高めるとしている。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)



 


 BCN This Week 2007年11月26日 vol.1213 載] Link