韓国CM REPORT – ロッテ – チョン・ジヒョン




チョン・ジヒョン  プロフィール


1981年10月30日生まれ。


172cm48kg。本名はワン・ジヒョン。ワン(王)という苗字から中国系韓国人であると噂されたこともある。1997年ファッション誌モデルとしてデビュー。韓国男性の理想の女性像といわれる伝統美人。ツヤツヤの長い髪がトレードマーク。映画『猟奇的な彼女』のヒットで日本、中国でも有名スターになった。特に中国での知名度や影響力は韓流スターの中でも最上級で、中国に進出したい韓国企業がこぞってCMモデルとして起用していることから、化粧品やファッション、シャンプー、飲料、携帯電話など、CMだけでも長者番付の上位にランクインするほど。根強い人気のファッションアイコンとして重宝されている。


ジアナ・ジョンという名前でハリウッドに進出することが決まり、2008年公開予定の出演作『ブラッド・ザ・ラスト・ヴァンパイア』の撮影のため、2007年はほとんど中国とアルゼンチンに滞在していたが、2008年からは韓国での活躍幅を広げる計画。





2%足りない時



出演




チョン・ジヒョン 

放映日




2003年4月

チョ・インソンも登場する「2%足りない時」のラブストーリー編は、映画のようなCMとして有名です。ナンセンスなCMシリーズとしても有名で、今回も「お前は恋愛なんてする資格もない!」と叫ぶ彼に、「錯覚しないで。愛だけで食べていけると思ってるの?」と泣き叫ぶ彼女、そして「愛を100%信じるのはバカだ。愛はいつものどが渇く。2%足りない時」というナレーションという、不思議な展開に。実はこれ、「続きはインターネットで」というドラマ仕立てのCMシリーズの「誤解編」なんです。このストーリーの全貌は、以下のようなものです。社会人の彼女(チョン・ジヒョン)と就職に失敗した無職の彼。彼は、花束を買って電話で彼女にデートを申し込みますが、彼女は残業があるからと断ります。落胆し振り返るとそこには、背の高い男性と一緒に歩いている彼女。しかも背の高い男性は「彼はまた就職できなかったのかい?」と優しく慰めます。そして次の日、彼は心変わりした彼女に裏切られたと激怒し、彼女は愛だけでは食べていけない、何もできないと反撃します。そのシーンが、今回紹介するCMですね。


「愛はいつものどが渇く」というキャッチフレーズは、韓国人なら誰でも「あ~あのCMね!」と今でも覚えているほどインパクトがありました。もちろん、チョン・ジヒョン効果も無視できません。彼女がCMに出演してヒットしなかった製品はないとまで言われているのですから。


チョン・ジヒョンは、ジアナ・ジョンという名前でハリウッドに進出することが決まり、出演作の『ブラッド・ザ・ラスト・ヴァンパイア』の撮影のため2007年はほとんど中国に滞在していました。バラエティーやドラマには一切出演せず、私生活を公開しない秘密主義のため出演作が限られてしまってますが、インタビューでは「ハリウッド映画出演をきっかけに演技の楽しさに目覚めました。これからはもっとたくさんの映画に出演したいです」と話していました。CM以外でも、いろんなところで会えると嬉しいですね~。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200304&dr=drink

韓国CM REPORT – ロッテ – キム・スンウ



キム・スンウ プロフィール


1969年2月24日生まれ。


180cm70kg。1990年映画『将軍の息子』でデビュー。ドラマ『ホテリアー』で共演したのをきっかけにペ・ヨンジュンとは仲良しに。無名時代、大物女優イ・ミヨンと結婚したが離婚。女優キム・ナムジュと再婚し娘が生まれた。大の野球好きでもあり、芸能人野球団「プレイボーイズ」の団長でもある。スポーツ経営学の修士学位も獲得したエリート。2007年映画『素敵な夜をボクにください』に出演。歌手のRain(ピ)が隣の家に住んでいるが、Rain(ピ)より彼のお父さんともっと仲良しだそう。いつまでも20代にしか見えないハンサムなところも人気の秘訣。





茶ウリン



出演




キム・スンウ

放映日




2001年7月

つき合い始めてまだ3ヵ月のカップルが、ベンチに座ってぎこちなくおにぎりを食べています。甘えるソン・ユンアと、どうしていいかわからないといった感じのウブなキム・スンウが微笑ましいですね。『ホテリアー』が放映されていた頃の広告なので、ドラマの中での二人の関係を重ねてみるとよりおもしろいです。


「おにぎりはわきから食べた方がおいしいっていいますよ」と彼。「ところで、わき腹が寒くありません?(韓国では”彼氏or彼女が欲しくありませんか?”という表現です)」と攻撃する彼女を見ていると、韓国の女性って積極的だな~とつくづく感心してしまいます。いい男を見つけたら、モジモジしていないで自分からアプローチしてゲットする。それが韓国流の恋なのかもしれません。女性から食事に誘うなんてことも珍しくないですからね。その時は、食後に公園のベンチで「チャウリン」を飲みながら口説き倒しましょう。


キム・スンウはデビュー当時はかなり体格もよくぽっちゃりしていましたが、いつの間にかスレンダーに痩せて大変身しました。『ホテリアー』をきっかけにアジアで大ブレイクした人気俳優でもあり、深刻なメロドラマからユーモア溢れる役柄まで幅広くこなせる安定した演技力の持ち主でもあります。実は温かかくて人情のある性格だった、というような役をよく演じているせいか、親しみやすいキャラとして男性にも女性にも好感度が高い韓流スターです。

   – BY  趙章恩

Original story
http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200107&dr=drink