[エンタメコラム] 韓国ドラマ史に残る「愛の群像」 その3

「若者のひなた」のあらすじをご紹介します!



「若者のひなた」は韓国の定番のメロドラマで、主人公の裏切りと破滅を描いた単純明快なものです。


 


炭鉱村で育った貧乏な青年が成功を夢見て超難関の国立ソウル大に進学→自分の出世を願い貯金をはたいてくれた恋人を裏切り、金持ちのお坊ちゃまに近づいて親友となり、その双子の妹と婚約→3年後、婚約者の父に会社経営の跡取りとして認められるほどになり、留学までさせてもらう→彼の出世を願う献身的な元恋人は彼の子供を産みひとりで育てている→4年後、結局すべてがばれて婚約解消、破滅へ……。


 


しかし、もうちょっと踏み込んで詳しく話そうとした瞬間、「このドラマってこんなに生き生きした内容だったんだ~」と感心せずにはいられなくなります。炭鉱村からソウルに出てきた若者の暮らし、ソクジュのようなお金持ちの暮らし、周辺人物のもろもろのエピソード、お金がある人もない人もみんなそれぞれ悩みがあり、「成功」の基準もそれぞれ違うため、それぞれの葛藤があり……このような細かいパズルのピースがひとつになることで、単純なメロドラマが不滅の名作へと生まれ変わっていきました。どんな苦しみも、温かく包み込んでくれる家族や友人のおかげで克服できるというエピソードがあちこちに散りばめられていて、「ドラマ」というより、身近な人の話かと思えるほど親近感が沸いてきます。


 


改めてあらすじを紹介しましょう。ソウルオリンピックで国中が騒然としていた1988年、ある炭鉱村で国立ソウル大学に合格したインボムのお祝いパーティーが開かれます。若いころに夫を亡くし、喫茶店(といってもいわゆるスナック)を営む母にとって秀才のインボムは自慢の宝であり、プライドでもあります。水商売と陰で軽蔑されながらも、インボムがいるからこそチャヒの家族にも大きな顔をしていられるからです。


 


彼の恋人のチャヒは、彼が合格したことをインボム本人ではなく、インボムの母が営む喫茶店の貼紙で知ってがっかりします。一方、インボムの弟インホがチンピラと喫茶店で働く女の子と三角関係になり、チンピラを刺して逃げたため、パーティーは台無しになります。


 


その時ソウルでは、ソクジュの合格祝いパーティーが盛大に開かれます。ソクジュは進学を望んでいた映画学校ではなく、化粧品会社を経営する父のすすめで経営学を受験するしかなかったので、ソウル大学に合格したものの嬉しく思ってはいません。


 


さて、男装した女スリのヒョンジは、警察から逃げるためソウルにやってきたインホのサイフを盗み、それが原因となってインホは逮捕されます。インボムの大学入学金はインホの釈放のための和解金に消えてしまい、インボムは途方に暮れます。


 


チャヒは知能が7歳のまま大人になってしまった弟のために、母が貯めていた貯金を持ち出し、インボムに渡します。そのお金を持ってインボムは始発の汽車に乗り、ソウルへ向かいます。


 


インボムは教室で出会った御曹司のソクジュに近づき、親友になります。ソクジュの双子の妹ソクランは田舎者のインボムを無視し、インボムもわざとソクランに冷たく当たります。が、インボムとソクランのあいだには少しずつ微妙な感情が芽生え始めます。


 


インホの和解金のために全財産をはたいてしまったインボムの母は、喫茶店があるビルの大家に面倒を見てもらう代わりに不倫関係となります。釈放されたインホはその現場を目撃し、大暴れしたあと、ソウルへ逃げます。インホは自分のサイフを盗んだスリ団を見つけ出し、ヒョンジと再会。ヒョンジにスリの仕方を教えてもらい、自分もスリ団の一員としてソウルで生活を始めます。インホは、男だと思い込んでいたヒョンジが実は女性だったことを知り、驚きます。


 


家族を養うため炭鉱で経理事務員として働くチャヒは、インボムの手紙だけが楽しみです。小説家を夢見る文学少女の妹ジョンヒは、チャヒの名前でエッセイを応募し当選、チャヒは代わりに原稿料を受け取るためソウルへ行くことになります。インボムに会えると胸をときめかせるチャヒの姿に、チャヒに想いを寄せるユンベは胸が痛みます。ユンベは炭鉱で働きながらボクシングの世界チャンピオンを夢見る誠実な青年で、インボムの親友でもあります。


 


インボムを訪ねてソウル大学まで行ったチャヒはやっとの思いでインボムと再会しますが、教授のアシスタントとしてソクジュの会社の研究員になったインボムは、ゆっくりしていられませんでした。インボムに会えると張り切っていたチャヒは落ち込み、終電の汽車に乗り込みます。そこへインボムが現れ、出発直前の汽車の中でふたりは再会し、インボムの部屋で一夜をともにします。


 


インボムは、ソクジュの父の前で研究員として働きながら得た化粧品の知識を披露します。これはすべて計算された行動でした。ジンミ化粧品の会長であるソクジュの父はインボムを気に入り、ソクランもインボムを見直します。


 


ヒョンジは、入院している母の病院代をかせぐためにスリをしていました。彼女と母を捨てた男は、今はソクジュの父です。死にかけている母のために、最後に一度でも会ってくれるよう頼みますが断られ、ヒョンジはジンミ化粧品一家への復讐を誓います。そのためスリ団と決別し、暴力団に身を置きます。それはインホにとっても不幸の始まりでした。


 


一方、ユンベのところに、昔ボクサーの夢を与えてくれたコーチがやってきます。ソウルで一緒に再起してみないかと誘われたものの、コーチに全財産を詐欺で奪われてしまいます。それでもコーチを信じて、ユンベは世界チャンピオンに向けて走り出します。


 


故郷にひとり残されたチャヒは、インボムが自分の母の誕生日には炭鉱村に戻ってくるだろうと期待しています。インホもインボムを訪ね、母に渡してほしいとお金を預けます。しかしインボムは、葛藤しながらもソクジュ、ソクランと一緒にヨット旅行へ出かけます。インボムはヨットの上でソクランに無理やりキスし、彼女との距離を縮めることに成功します。


 


ユンベに会ったインホはインボムが故郷に帰らなかったことを知り、自分だけでも母の誕生日を祝ってあげようと炭鉱村に行きますが、目に入ったのは酔っ払って寝ている母と不倫相手の姿でした。インホは、ユンベのコーチが博打をやめてボクシングに戻るためにお金が必要だと言っていた話を思い出し、アルバイトのつもりで炭鉱村のチンピラに力を貸します。


 


ヨット旅行から戻ったインボムは、里帰りするつもりで買っておいたチャヒと母へのプレゼントを持って衝動的に夜行列車に乗ります。インボムから指輪を贈られたチャヒは感動の涙を流します。そのとき、インボムが突然故郷に戻ったという話を聞いたソクジュは、インボムを追いかけます。炭鉱村でソクジュは、インボムが自分の生い立ちなどについてずいぶんとウソをついていたことを知ります。インボムは母と不倫相手の妻が罵りあいながら喧嘩をしている場面を目撃し、もうここには戻らないことを決意します。


 


インボムがソウルに行ってしまってから、チャヒはつわりを経験します。ソクジュに自分のウソがばれてしまったのではないかと気を揉んでいたインボムは過労で入院し、チャヒはその報せを聞いてソウルへやってきます。妊娠を疑うインボムにチャヒはウソをつきます。それでも隠しているのはいけないと思い戻ってきたチャヒは、インボムとソクランが車の中で抱き合っているところを目撃します。愛するインボムの出世のために、チャヒは身を引くことを決意します。一方、闇の世界に身を置くようになったインホは、対抗する組織にいるヒョンジの手助けをするため、炭鉱村のチンピラ達を裏切り暴力を受けます。


 


それから3年が経ち、インボムは徴兵を終えてソクラン、ソクジュと一緒にアメリカ留学の準備を始めます。家族にも知らせず子供を産んだチャヒはシングルマザーとなり、ホテルの電話交換手として働いています。


 


インホはチンピラに暴力を振るわれたことがきっかけで記憶喪失になりますが、再び事件を起こして刑務所に入り、ヒョンジは彼を待つことになります。アジアチャンピオンになったユンベはチャヒを探し出し、一度告白しますが、チャヒにその気がないことを知ると兄として見守ることを誓います。チャヒは父の臨終にも立ち会うことができず、ジョンヒはそんな姉を憎みます。


 


インボムが留学を終えて戻ってきた4年後、ソクランとインボムは婚約し、結婚の準備を急いでいます。ソクジュはこっそり映画監督になるための勉強をしてましたが、映画賞を受賞したことで父が知るところとなり、勘当されてしまいます。チャヒは小さなお店を営み、ヒョンジは化粧品の流通を牛耳るようになり、ジンミ化粧品の営業を妨害することで復讐を始めます。ヒョンジを愛する暴力団のボスは、ヒョンジがインホに想いを寄せていることを知り、インホを殺そうとします。それをかばおうとしたヒョンジは頭を殴られ、脳に損傷を受けて車椅子の生活を余儀なくされ、インホはヒョンジに一度も愛していると伝えることができないまま死んでしまいます。


 


小説の公募で入選し小説家として注目されるようになったジョンヒは、雑誌の仕事で新人監督のソクジュをインタビューしてきてほしいと頼まれ、ふたりは再会します。実は高校生のとき、インボムを訪ねてきたソクジュを見てジョンヒは胸がときめいたことがあったのでした。また、ジョンヒが通信制の大学に通っていたころ、ハキハキと自分の意見を言うジョンヒの姿にソクジュは胸がときめいたことがありました。そして3度目の出会い。ソクジュはジョンヒの小説「鉱夫の娘」の映画化を提案します。そしてジョンヒからこの小説は姉の話であると聞かされ、インボムが従妹だといっていたチャヒが実は恋人で、子供までいることを知ります。


 


インボムもチャヒに子供がいることを知りますが、いまさらあとには戻れないとソクランとの結婚を強行しようとします。そのころソクランは、インボムの母に会い失望します。育ちが違いすぎることから、結婚に不安を感じ始めるのです。そこへインボムに隠し子がいることがばれ、ソクランは婚約を破棄してインボムを忘れるために留学を選びます。


 


ソクジュは映画の撮影のために炭鉱村へ行き、タイトルを「若者のひなた」に変えたとジョンヒに伝えます。ふたりはなんだか恋人になりそうなムードです。ソクランにも捨てられ、ソクランを踏み台に手に入れた地位も失ったインボムが、ソウル大学でソクランやソクジュと出会ったころの野望に燃えていた自分を思い出しているところでドラマは終わります。


 


以上が「若者のひなた」のストーリーです。次回は、さらにこのドラマの魅力に迫ります!


ニッコリア
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[エンタメコラム] 韓国ドラマ史に残る「愛の群像」 その2




「愛の群像」の登場人物をご紹介します!



前回に引き続き、ヨン様が主演を務めた名作「愛の群像」についてお送りします。今回は登場人物をご紹介しましょう!


 


ドラマタイトル:愛の群像



カン・ジェホ(ぺ・ヨンジュン)



小学校3年のときに父を事故で亡くし、生活に困った母に捨てられた(と信じている)ことから、「愛なんていらない、この世は金がすべて」と考えるようになる。高校を卒業後、水産市場で競売人として働くが、出世のためには学歴も必要であると大学へ進学。根は優しく温和な性格で妹思い。経済的な成功を夢見て、お嬢様のヒョンスに近づくものの、初めて本音を明かすことができて、一緒にいるだけで幸せな気持ちになれるシニョンに出会い、自分の心を隠せなくなる。


 


□コメント


伝説になる前の初々しいヨン様の姿に注目! ちょっとぶっきらぼうだけど知れば知るほど優しくて、かわいいところもあって、ときどき意地っ張りで、家族思いで、愛する女性を最後まで守ってくれる……そんな典型的な韓国人男性のジェホとヨン様には通じるものがあるように思えて、惚れずにはいられません!


 



イ・シニョン(キム・へス)



ジェホが通う大学の心理学科非常勤講師。コチコチに緊張して迎えた初めての講義で、ジェホにやり込められショックを受ける。嫌なヤツだけれど気になるジェホの本当の姿を知るにつれ、徐々に惹かれていく。なんとジェホが初恋の人。平凡だけど幸せ(に見える)な家庭で育ち、この世で大切なのはお金より愛だと信じている。ギルジンの深い愛情には気付かず、良き先輩としか思っていない。


 


□コメント


キム・へスさんは、グラマーで嫌味のないセクシーさが魅力の女優さんです。姉御肌でかっこいい独身女性の代表として、多くの女性に支持される女優でもあります。中学生からCMモデルや女優として活躍するトップスターだけに、安定した演技力はお見事!


 



チョ・ヒョンス(ユン・ソナ)



ニュージーランドでベンチャー企業を経営する父のもと、裕福な家庭で育つ。お嬢様でありながらも世慣れしていて自信過剰。好き嫌いがハッキリしている性格。韓国の大学に通うため、父の知人であるシニョンの家で暮らし、シニョンを姉として慕っている。ジェホが自分の家柄や財産目当てに近づいていることを知りながらも、どうしようもなく好きになってしまう。なんとしてもジェホを自分のものにするため、あの手この手でジェホを追い詰め婚約までするが、ジェホのためにある決心をする。ジェホとシニョンをいじめる悪役のように見えるが、本当は誰よりも傷つきやすいタイプ。


 


□コメント


今や1児の母となったユン・ソナさんのハキハキした感じの女子大生姿は、時代を感じさせますね~^^。このドラマで初めて主演クラスへと躍り出ました。演技があまりにも上手くて、「本当に新人なの?」とみんなびっくりしたものです。


 



ソン・ギルジン(イ・ジェリョン)



シニョンの大学の先輩で、よき相談相手。ジェホが通う経済学科の最年少教授。シニョンを愛しながらも独占欲はなく、愛する人の幸せを願い、見守る。


 


□コメント


イ・ジェリョンさんは1986年にデビューしたイケメン俳優で、今は朝の主婦向け情報番組の司会も務めています。恋人役で共演した女優のユ・ホジョンさんと1995年に結婚、一男一女のパパになりました。10年前も今も、顔はあまり変わっていません。すごい!


 



カン・ジェヨン(イ・ナヨン)



ジェホの妹で愛がすべての一途な性格。妹にそれなりの人と結婚してほしいと思う兄ジェホの猛反対を押し切り、ジェホの同業者で友人のソックに恋をする。ソックは浮気っぽくジェホを裏切ることもあるが、ジェヨンの前では純粋な気持ちを忘れない。


 


□コメント


イ・ナヨンさんは「ニッコリアCM」でおなじみ、単独インタビューにも登場いただいているあの女優さんです。新人の頃はヨン様の妹を演じ、今はヨン様と同じマネージメント事務所にいるなんて、縁が深いですね。この頃はドラマより映画でがんばっています。


 


以上が「愛の群像」のおもな登場人物です。次回は、ドラマの背景と魅力をタップリお届けします。ご期待ください!



ニッコリア
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[エンタメコラム] 韓国ドラマ史に残る「愛の群像」 その1

ヨン様の名作を振り返る! 韓国ドラマ史に残る「愛の群像」



この「CHO!! エンタメコラム」では、ドラマや映画を中心に、韓国の生活や文化、観光などについて幅広く紹介していきます。「こんなドラマを紹介して!」、「この俳優が気になる!」というようなリクエストもどんどん送ってくださいね。


 


さて、連載開始を記念して最初はやっぱり! 大好きなヨン様のドラマを振り返りたいと思います。「冬のソナタ」をきっかけにヨン様と出会い、韓国と出会い、仲間が増え趣味が増え、人生が大きく変わったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本のドラマやハリウッド映画にはない韓国ドラマ特有の雰囲気や、つい口にしたくなるセリフ(ちょっと照れくさいですけど)、覚えやすい主題歌のメロディーなどが頭から離れな~い、なんてことはありませんか?


 


朝昼晩のご飯を食べるのと同じように、毎日2~3時間はドラマを観るのが日常になっている私。月火ドラマ、水木ドラマ、金曜ドラマ、週末ドラマ、それにウィークデーに毎日30分放映されている一日ドラマと朝ドラマをしっかり毎回チェック! ほかのドラマと時間がダブってしまい見逃したものも、ちゃんとケーブルテレビかネットの「ダシボギ(ダシボギとはもう一度観るという意味で、テレビ番組を有料で視聴できるネットサービスのことです)」を利用して観ているので、韓国で放映されているドラマはほぼすべて堪能しています。最近は画面に向かって話しかけることもしばしば……。「そんなのあり得ないよ!」と突っ込んだり、「騙されないで~」と叫んだり……重症ですね。


 


私がここまでドラマ好きになったのは、「若者のひなた」という作品がきっかけなんです。ヨン様が映画監督を夢見る裕福なお坊ちゃまを演じたこのドラマ、覚えていますか? 留学を終えて戻って来たときのヨン様の無精ひげ姿は、今でも忘れられません。かっこよかったわ~。


 


そして、「おもしろいから観る」とか「ヒマつぶしに観る」のではなく、ひとつのシーン、ひとつのセリフも逃さずに堪能し、何度も何度も繰り返し観たドラマは、今日ご紹介する「愛の群像」が初めてでした。今でもドラマのタイトルを聞くだけで胸の奥がジーンとするほどです。登場人物と一緒に悩み、泣き、そして笑い……。放映時間が近づくとソワソワし、無我夢中で画面に引き込まれたのは、この作日が初めてでした。


 


ストーリー展開やセリフに、ハッとさせられるんですよね。出生の秘密、交通事故、記憶喪失、御曹司などが出てこないと物語が成り立たないのかと批判されるこの頃のドラマと違って、剥き出しになった人間の本性をリアルに描いているからでしょうか。主人公たちの会話を何度も噛みしめてしまうほど、セリフも新鮮でした。


 


「私、30年も生きてきたのに、あなたに出会う前のことはあんまり覚えていないの」、「彼女を愛することは僕の人生を愛することです。だから諦められないんです」……ステキなセリフだと思いませんか?


 


「愛の群像」は、おとぎ話ではなく、大げさな偶然の連続でもなく、その辺にいるような普通の人々の普通の愛の物語です。けれど、人を好きになるのに理由はなく、「あなたのこういうところが好きです」というのは愛ではなくて、「説明できないけれど、とにかく一緒にいると、どんな苦痛にも耐えられるほど幸せ」ということが愛なのだということを切実に感じさせてくれたドラマでもあります。


 


それに、私が生まれて初めてロケ地めぐりをしたのも「愛の群像」でした。主人公のジェホ(ヨン様)が通う大学という設定になっていたソウル市立大学へ行っては、ドラマに登場した場所を歩き回り、「ジェホがここに座っていたのね~」なんて感激していたことがあります。あれからもう10年が経つなんて、早い!


 


驚いたことに、スカパーのインタビューでヨン様がもっとも記憶に残る出演作として選んだ作品が「愛の群像」だったんです。ヨン様にとっても大事な想い出の作品なのですね。嬉しい!


 


一体どんな作品だったのか、次回、じっくり振り返って見ましょう!


ニッコリア
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